小さな町の小さなライブハウスから

片山明(著者)

• 販売会社／発売会社: 地方小出版流通センター
• 発売年月日: 2006/12/01
• JAN: 9784902324037

商品レビュー

2019/04/04

好きなミュージシャン やなぎ氏の新譜のタイトルが"小さな町の小さなライブハウスから"。CD一曲目が、同タイトルの楽曲。その曲は、本書にインスパイアされてできたという話を聞いたか聞かなかったか....
曲のイメージから、ブルースが似合うタバコの煙だらけのライブハウスのことかと思ってた。

本書は、作者がウッドストック（あの、ウッドストックだぜ。でも、ウッドストック コンサートは、ウッドストックではやらなかったんだ。）に住んで、ライブに通い多くのミュージシャンにインタビューした時の記録。
取り上げられてる音楽は、アメリカン ルーツミュージック。ここで、やなぎ氏のもう一つの顔「やぎたこ」のやなぎさんに結びつく。
残念ながら、本書で書かれてる内容は、私がアメリカンルーツミュージック等について持ってる知識を超えているので、本書を消化しきれなかった。
でも、インタビューや作者のモノローグをとかを拾い読みすると、なかなか面白い。
小さな町の小さなライブハウス事情は、日本のライブハウス事情とはだいぶ違うようだ。
でも、日本にも良いミュージシャンはいるし、良いライブ会場はある。常設でなくても、ライブをやるお店もある。
そんなライブハウスが、明日も続くようにという想いも込めて、私はまた小さなライブハウスに通うのだ。