警視庁情報官 ハニートラップ 講談社文庫

濱嘉之【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2011/04/14
• JAN: 9784062769303

商品レビュー

2022/09/02

警視庁情報官黒田のシリーズ2作目。今回は登場人物やその関係性を掴むのが難しかった、、国家機密を扱う職業に携わる人達は常にハニートラップに気をつけてるものなのかな？人間関係を築くのも警戒が必要だから神経すり減りそう。あとどのくらいの美女なのか気になる笑

2020/01/08

初めて読む著者だが、異色の経歴の持ち主。
警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警視庁警備局警備企画課、CIRO、公安部公安総務課、生活安全部少年事件課を勤務。

さて、そんな著者が描く物語。
従来の警察物とは毛並みが違う。
KGBが得意としたハニートラップを軸に展開される。
描かれる主人公が、一匹狼の公安ではなく、組織人としての手腕が素晴らしい。
物事を瞬時に見抜く現状把握力、分析力、また全体像と背景の関係から派生する案件にどの人間を使うことが最善なのか人事力、また、次世代を育てるために自らのノウハウを出し惜しみをしない。
マネージメントに長けた人間がいると組織は安泰だな。
小説だけども、良い意味でハウトゥー本でした。

2019/02/16

19-このあとのシリーズもこんな都合よく行くんやろうな。国粋系の主張をしたいためのフィクションという気がしてきた。