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やさしいため息 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/04/06 |
JAN | 9784309410784 |
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やさしいため息
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やさしいため息
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商品レビュー
3.3
24件のお客様レビュー
表題作、起伏のない代わり映えしない日々でも、その変わらない事が救いになるのかもしれない、と思いました。 他人の日常を記録する、ってえっと思いますが、風太はそこに自分の主観を入れずに淡々と記録しているので誰も嫌悪感みたいなものを抱かないのだろうな。勝手に幸せ・不幸せとか評価されてた...
表題作、起伏のない代わり映えしない日々でも、その変わらない事が救いになるのかもしれない、と思いました。 他人の日常を記録する、ってえっと思いますが、風太はそこに自分の主観を入れずに淡々と記録しているので誰も嫌悪感みたいなものを抱かないのだろうな。勝手に幸せ・不幸せとか評価されてたら嫌だけど彼はそれをしない。 どうしても物事をややこしく考えてしまう人はいるので、こうやって軽く「やってみればいいじゃん」みたいに言われると(やってみよかな)となれる気がします。やりたくない事は無理してやらなくていいけど。。 緑君、こういう人居るんだろうなと思いました。亀を飼っている所で、植物みたいなある人を連想しました。 「松かさ拾い」、主人公は苦しい恋愛ばかりしてるんだろうなと思いました。ナッツを口実にしているけど、小日向さんへも抑えつけてるだけで気持ちありそう。気付いてて付き合ってくれてる西君は優しいな。 ぼんやり読みましたが、どちらの主人公も幸せになってくださいと思います。妙に現実味が感じられたので、現実にいるこういう人たちも。
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うーん、なんとも言えない。どちらの話も主人公に感情移入できず、最後まで何を伝えたいのかよく分からなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人の作品に例えるのはどうかとおもいつつ、読み終わった後で島本理生「リトルバイリトル」を思い出した。ストーリーが似ているのではなく、個人個人で人生をおくる中でいろんなことは起きているのに、ごく身近な周囲以外は「いつもどおり」に過ぎていく。ミニマムな世界の、でも人ひとりにとっては大きな話。誰かが救われたり何かが変わるわけじゃない。ラスト、弟の所在にはぐっと来た。こういうオチを書けるのは才能だと思う。
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