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教養論ノート リーダーズノート新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リーダーズノート |
発売年月日 | 2011/04/01 |
JAN | 9784903722252 |
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教養論ノート
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
3点リーダーが多くて読みにくい. 前半のほとんどはふわふわした内容でいまいち頭に入ってこなかった. 第7章は面白いと思ったんだけど,そこに行き着くまでが大変だった.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「自分の役に立つため」の「教養」という位置づけじゃなくて、 「何が大切で何が大切でないか」を決する指針である「教養」。 「思想」「哲学」や主義・主張が全てそれぞれの「世間」で「タコツボ化」する日本の事情。 学問は学問であることに意味がある。と思ってるだけに、何かあまり入り込めなかったのかも。 ちなみに、(10年前に書かれた本やから仕方ないけど)Facebookも日本では広がりを見せないっていう下りを読んで、何か一気に冷めた。笑
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以前から教養を身につけたい、と思っていてもそもそも教養って何よという問いが離れなくて、 タイトルに惹かれ手に取りました。 短所から言うと 結構分厚いのですが、それだけ論ががっつり書かれているのかと思えば、例とか理想論が多すぎるww 第4章なんかはほとんど読み飛ばしました。 ちゃ...
以前から教養を身につけたい、と思っていてもそもそも教養って何よという問いが離れなくて、 タイトルに惹かれ手に取りました。 短所から言うと 結構分厚いのですが、それだけ論ががっつり書かれているのかと思えば、例とか理想論が多すぎるww 第4章なんかはほとんど読み飛ばしました。 ちゃんと理想を述べた上で「でもこれは不可能だよね」となるのですが、それまでが長い長い。 気に入った点は 私の嫌いな立花隆や宮崎哲也をバッサバッサ斬ってくれてるところ(笑) 「教養とは」の問いには最初の方で答えてくれます。 阿部謹也の引用で 「教養とは一人ひとりが社会とどのような関係を結んでいるかを常に自覚して行動している状態で、知識ではない。」 知識じゃないんやΣ(・∀・)!!完全に勘違いしてたよ 続いて「一般教養の核心とは自分がどういう人間なのかを知ること」 つまり文系でも理系でも、どんな研究でも自分の生き方にフィードバックできなくては意味がない。 に対して今の大学は(特に理系)とてもフィードバックできるレベルじゃないところで研究が進んでる。 なぜそうなるかというと、学者の集まり=一つの世間でああだこうだ言われる知は、 あくまで世間内の知でしかなく、趣味にとどまるから。世間外の素人にはわかりません。 じゃあフィードバックさせようと思うとどうすればいいのか。 思想、哲学には二面あって、一つは仮想my worldを創りあげて浸る娯楽。そうなってしまう危険性はある。 二つめは、自分の生死を考える指針として諸知識をそれぞれ意味づけ配列してくれる根本。 後者の使い方をしたい人はどうするかというと、 まずいろんな哲学者の考えを見てみる。でも自分に100%で迫ってくることはないと気付く。 →自分で考えるしかない。 何が大切で、何が大切でないか そのためには自分の裡にある衝動、嗜好、欲求、意志をしっかり自覚する →自分とは何かを知る=一般教養の核心 まだこの段階では自分個人のものでしかないのでこの後他人を繰りこんでいく(ここはちょっと難しかった) そうなんだよね。 たとえば春にニーチェを軽く知って、その時の私にはピンと来たけど一生ずっとああ考えてられるわけもなく。 どんな思想でも共感できるところとできないところがある。 まぁそれぐらいは分かってた。 その次段階の、自分で考えるということを私はしてきたかは微妙で、考えてみました。 欲求:純粋に知的好奇心を満たしたいから大学行きたい。何が大切で何が大切じゃないかも知りたい。 ただ、最近じゃっっっかんそう考えることに疲れてきた その前は? 医療に携わりたい。私が携わるべきやと思う。ただ、医者にはなれない さらにその前は? ダス・マン。あるいは美的実存。 ほんま手術受ける前は"ただの人"にほかならなかったなぁと思う(笑)今だから笑えるお話 さっき疲れてきたって書いたけど、何にしても考えるというのは疲れる。 ただ人間として、自分がどういう人間で自分の本当の目的は何かぐらい分かっときたい。 最近の疑問は、どれだけの人がちゃんと考えて生きてるのだろうか、で ちゃんと考えてそうな人に出会うと、まだ世の中捨てたもんじゃないなと思うけど そうでない人に出会うと、淋しくなる。 ある友達には、みんな考えてないで、と言われた。w 本書にもH・アーレントの引用で「ひとりになって自前の思考を紡ぐものは少数派」と。w 筆者は、ほとんどの人は楽だから「世間」に溶けこむことを選ぶ。 こういうひとには「何が大切で…」の問いは生まれない。考えなくても生きていけるから but例外者は存在し、彼ら(ex.予備校生)は、人間はいかに生きるかということの出発点になるべき孤独感を認識しやすいから そういう人こそ自分の生死を考える指針としての哲学を欲する。と述べている。 何も考えずにいる快楽も知ってるから、逆に思考したくて思考してても疲れるんだきっと。 今も朝から全力で疲れてる(笑) 本書の中に、レーニンがたいへん無欲潔癖質素な人で、 こういうひとはえてして他人にも自分と同様の無欲潔癖…をごく自然に期待してしまう というのが載ってて、私もそうな気がする。 もっと寛容にならないといけないか……。 私ら人間やねんから、人間自身ぐらいについては知っときたくない? あと地球に住んでるんやから地球で起こってることぐらい知っときたくない? というノリで哲学と理科は人間として学ぶ「べき」やと最近考えていたのですが どうもその「べき」が強すぎた。 でも一個人としてはやっぱり両方知りたいので、疲れるの承知でこれからもやっていこうと思います。
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