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証言・私の昭和史(5) 終戦前後 旺文社文庫
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証言・私の昭和史(5) 終戦前後 旺文社文庫

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証言・私の昭和史(5) 終戦前後 旺文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旺文社
発売年月日 1985/01/01
JAN 9784010643051

証言・私の昭和史(5)

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2018/04/21
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1984年(底本1969年)刊。  本書は東京12チャンネル(現テレビ東京)放映の対談番組「私の昭和史」を纏めた書(インタビュアは三國一郎氏)。◇全6巻中の第5巻は1945年フィリピン戦~降伏文書調印の頃迄(番組放映年月日は1965~69年)。  テーマは、➀フィリピンへの従軍看護婦。➁沖縄敵軍基地への強行着陸戦。➂ひめゆりと鉄血勤皇隊。➃特攻艇隊長秘話(島尾敏雄と妻)。➄非金属活用法-有田焼貨幣。➅海外終戦工作2本。➆原爆ヒロシマ(8月6日/原爆症医療史/移動演劇さくら隊の惨劇)。➇ポツダム宣言秘話。➈ソ連参戦。➉終戦前夜。⑪玉音盤強奪未遂事件(反乱将校側/宮中・放送局側)。⑫降伏軍使マニラ行。⑬玉音放送後の戦闘Ⅰ(占守島)。⑭中国派遣軍の降伏。⑮玉音放送後の戦闘Ⅱ(サイパンの狐)。⑯満蒙開拓団の惨劇。⑰満州終戦秘録。⑱東満州地下要塞。⑲アジア太平洋戦争決算報告(陸/海/国全体)。  ここで最も重視すべき証言は⑲か。  そして、良くも悪くも日本らしさ(節約志向の権化)ともいうべきは➄。硬貨のみならず、毒ガス弾・迫撃砲の無撃針雷管・手榴弾・地雷を有田焼で製造とのこと。  戦後、厚生省が手を付けなかった原爆症病院。長崎において施設建設に漕ぎつけられたのは「お年玉ハガキ」(年賀葉書?)の還元融資による。  ⑯関東軍某司令官の開拓民放棄・遺棄の理由に関する発言には怒りを禁じえない。  その他、証言者の面々は現代ではもはや叶わぬ方々ばかりだが、テーマは他書にもあるものも多く、映画やフィクションの題材にも取り入れられたものも多く、特異さはかなり薄め。

Posted by ブクログ

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