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水のなかの螢 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/04/19 |
JAN | 9784087466935 |
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水のなかの螢
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
登場人物全員が暗い過去を引きずりながら、生と死の境界線をさ迷う物語。堕胎が各人に関わっている。 簡単に結論を出せない。著者も安易なメッセージめいたことは何も表現していない。 ただ、「死にたい気持ちに襲われたら人の肌を抱きしめなさい」という言葉は深く心にしみた。
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池永陽の作品の中で一番好きだった。 私の精神状態とこれを読むタイミングが合致してたのかも。 結果的に堕胎を肯定してる内容だけど、そこに辿り着くまでの人々の葛藤がすごく綺麗に描写されてて。 妊娠願望の強い私は読みながら何度泣いたか分からない。 私にとって大切な一冊になりそう。
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- ネタバレ
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とにかく暗い。重く、暗い話だった。登場人物皆がそれぞれに悩みを抱えていて、皆その悩みを抱えながら不器用に生き方を探している。そのひたむきさがとても重たい。私が共感出来たと言うか、「人生に重石をつけて生きていくこと」の理由が納得できたのは亀さんだけだったかなぁ・・・。生きていれば死にたいほどつらい思いなんて一度はあると思う、でもそのたびに死んでたら命がいくつあっても足りない。だからこそ私は亀さんの生き方が好きだった。あとイイコさんは本当に怖い!中盤からこの物語のキーパーソンだったと思うけど、何かキャラが強烈すぎて(苦笑)話の最後はまずまず皆それなりの前向きな結末かなとも思ったけど、個人的にいまいち共感できるところが少なかったので★2つで。
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