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ゲームセンター文化論 メディア社会のコミュニケーション

加藤裕康【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新泉社
発売年月日 2011/03/29
JAN 9784787710185

ゲームセンター文化論

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2011/09/23

確認先:川崎市立麻生図書館 首都圏近郊におけるゲームセンターに集うYA(ヤングアダルト)層の動作研究であり、エスノグラフィ研究ともいえる一冊。しかしそこに見えるのは人間関係でも非行問題でも社会階級問題でもなく、「なんだかんだ言われているけれど実際の現場はどうなっているのだろうか...

確認先:川崎市立麻生図書館 首都圏近郊におけるゲームセンターに集うYA(ヤングアダルト)層の動作研究であり、エスノグラフィ研究ともいえる一冊。しかしそこに見えるのは人間関係でも非行問題でも社会階級問題でもなく、「なんだかんだ言われているけれど実際の現場はどうなっているのだろうか」という素朴な疑問に従った淡々とした報告である。 文化論、と銘打っているが本書が「カルチュラルスタディーズ」や文化人類学の影響にあるとは思えず、むしろ文化という言葉の定義への無効申し立てに近い対応が見えてくる。 そしてそうであるがゆえに、今一歩踏み込めた研究になっていない点が惜しまれる点であろう。そう、実際にきているYA当事者の声が聞こえないのである(ゲームセンターでの従業員→感情労働者の声は一部採録されているが)。

Posted by ブクログ

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