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川のほとりのおもしろ荘 岩波少年文庫195
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川のほとりのおもしろ荘 岩波少年文庫195

アストリッドリンドグレーン【作】, 石井登志子【訳】

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川のほとりのおもしろ荘 岩波少年文庫195

定価 ¥880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/04/18
JAN 9784001141955

川のほとりのおもしろ荘

¥825

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2021/08/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろ荘の誇り高いマディケン見参! 川のほとりの赤い屋根のお家、おもしろ荘に住むマディケンとその周囲の人々のお話。私の小さい頃のヒーローはマディケンだった。自分をマディケンに重ねた人は少なくないだろう。 『おもしろ荘の子どもたち』の続きにあたるこの巻では、おろしたてのサンダルで五月火に行ってひどい目にあったり、新聞にあった「貧乏ゆえの無力さ」を考えたり、父親がいないミイアに対する校長先生の態度に憤慨したり、そこから天敵のミイアと歩み寄ったり、鼻持ちならない町長夫人に腹を立てたり、飛行機乗りを夢見るアッべに飛行機に乗れるチャンスを譲ったり、クリスマス・イブに妹が生まれたり。思ったように行動し、たまに妹に振り回され、社会の暗いところにも彼女なりに目を向けるマディケン。 隣のきらく荘に住むアッべは、酒浸りの父に変わってクリングラを焼いている、家族思いの優しい少年。マディケンのアッベに対する想いは、小さい頃の憧れのお兄さんという感じで微笑ましい。しかし、アッべが川で溺れ生死の境を彷徨う最大のピンチがやってくる。アッべが溺れる原因になった二ルソンおじさんに手紙をもらって、おじさんの分も祈ることになったマディケンの祈りが素敵だ。大人でもこんな祈りはできないし、マディケンだからできたのだと思う。 危険視されているリンドクビストさんのエピソードも興味深い。彼を見かけたら子どもは走って逃げるように教えられている。この巻で、リンドクビストさんはリサベットを捕まえ、また赤ちゃんの妹カイサも捕ろうとする。なんとか切り抜けた後のマディケンは、施設に入るリンドクビストさんに嗅ぎタバコを送れないか、と話す。恐怖はそれとして、妻や子を亡くした彼の悲しみを思いやれるマディケン。 時に失敗することもあるが、マディケンは今でも私のヒーローである。

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2013/07/31

いいなぁ。 本当にリンドグレーンはいい。 みんないい子で、ほっとする。 ちびっこの時に読んでいたら、どんな感想だったのか知りたいところ。

Posted by ブクログ

2011/07/29

昔大好きだったリンドグレーンの作品で読んでいない作品を岩波少年文庫で発見。娘も読むかもと思って買ってみる。うーん。面白くない訳じゃないけれど、こんなだっけ?リンドグレーン。ピッピよりかなり後に書かれているからか、私が歳とっちゃったせいなのか、訳者が違うせいなのか。大塚勇三さんの訳...

昔大好きだったリンドグレーンの作品で読んでいない作品を岩波少年文庫で発見。娘も読むかもと思って買ってみる。うーん。面白くない訳じゃないけれど、こんなだっけ?リンドグレーン。ピッピよりかなり後に書かれているからか、私が歳とっちゃったせいなのか、訳者が違うせいなのか。大塚勇三さんの訳好きだったんだけどなあ。(っていっても、読んだ感じで、実際、原本にあたった訳ではないです。何語だっけ?スウェーデン?)でも、やさしくて楽しくて社会派です。また実家でピッピとか読み返してみようっと。

Posted by ブクログ

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