
- 中古
- コミック
- 竹書房
- 1103-01-13
ヴァージンな関係R(3) バンブーCマーブルセレクト

定価 ¥680
220円 定価より460円(67%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2011/04/16 |
JAN | 9784812475386 |
- コミック
- 竹書房
ヴァージンな関係R(3)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ヴァージンな関係R(3)
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
好対照な嫉妬と要注意人物?
前巻から続く橙野さんとのコミカルなエピソードと今後を占う上で気になる(?)人物の登場が見られる第3巻は、男と女とでは異なる嫉妬を好対照に描いた一冊でもあった。純粋に漫画として面白かった橙野さんとのドタバタ劇が呆気無くというか、唐突かつ「アレレ?」な終わり方だったのが残念ではあった...
前巻から続く橙野さんとのコミカルなエピソードと今後を占う上で気になる(?)人物の登場が見られる第3巻は、男と女とでは異なる嫉妬を好対照に描いた一冊でもあった。純粋に漫画として面白かった橙野さんとのドタバタ劇が呆気無くというか、唐突かつ「アレレ?」な終わり方だったのが残念ではあったが、かつての桃山さんを思わせるキャラの良さが橙野さんにもあったと思う。こういうコメディ路線は上手い作者である。 対して、後半から登場するシブさ全開のダンディな緑井氏は今のところその真意が見えてこない。かつての黒崎のような恋敵にもなり得そうだし、赤石係長が既婚者と知っていることから違うようにも感じられる。今回の緑井氏とのプロジェクトに発奮している赤石係長が若干浮かれているようでもあり、これを心配する黄味島クンの言動から、もしかしたら男女の方向ではなく仕事の方面でいっぱい喰わせようとしているのかもしれないとの憶測もできる。何とも言えないところで終わっているだけに気になる存在である。 橙野さんと黄味島クンとのやり取りがほとんどラブコメ状態だったので、赤石係長との夫婦の営みが大半を占める官能要素はなかなかいやらしい。元より可愛い系の作画で描かれた大人の男女、とりわけ黄味島クンの責めに不意を突かれるような感応を見せる赤石係長が良い。この営みが割と多めに描かれており、夫婦の絆……ほどでもないが、お互いの存在を改めて確認し合うような心の情交も盛り込まれている。夫婦として「その先」のことも少し意識し出した感もある交わりが描かれているので、ラヴ要素たっぷりな愛情路線を指向する諸兄には「このままで充分じゃん?」と思わせるものがあるだけに緑井氏との今後が大いに気になるところである。 女性陣から思わぬ人気者となった黄味島クンをちょっぴり気にしつつも大らかな寛容で受け止めてもいる赤石係長の余裕のある嫉妬と、緑井氏の登場によって心躍らせている(ように見える)赤石係長をハラハラドキドキしながら、時には荒々しい責めという形で自分の不安を表出してしまう黄味島クンの(ヘタレという意味で)男らしい嫉妬。この好対照な嫉妬心の表現に女性視点ならではのゆとりを感じるのは自分だけだろうか。前シリーズの黒崎と同様に、緑井氏のような存在が真っ正面から出てきて、これにメインヒロインが悪くない反応をしてしまうのは、読み手(男)として最もヤキモキさせられる展開なんだけどねぇ。(苦笑)
DSK