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落語評論はなぜ役に立たないのか 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2011/03/16 |
JAN | 9784334036157 |
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落語評論はなぜ役に立たないのか
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
正直「よく出てくる地名」「よく出てくる職業」あたりを事前に知っとくだけで落語は十分楽しめるな 個人的には「滑舌のよい落語家」さえ知れればいいけど
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「BURRN!」編集長として音楽評論の世界に携わってきた著者が、落語評論家としてのみずからのアティチュードをまとめた一冊。 ここで著者は、落語の本質を「同時代の観客の前で演者が語る芸能」としたうえで、評論家とは「ツウの客」「最も良い客」であろうとすることで「演者」と「客」の中間...
「BURRN!」編集長として音楽評論の世界に携わってきた著者が、落語評論家としてのみずからのアティチュードをまとめた一冊。 ここで著者は、落語の本質を「同時代の観客の前で演者が語る芸能」としたうえで、評論家とは「ツウの客」「最も良い客」であろうとすることで「演者」と「客」の中間に位置する「媒介」として、客の側に語りかける者、いわば「水先案内人」のうような存在であるとする。それゆえ入門者に対しては、歴史でもあらすじでもなく、まず同時代の「誰を聴けばいいか」という情報を提供することこそが評論家の役割ということになる。そしてこうした立場から生まれたのが、著者の『この落語家を聴け!』(2008年、集英社文庫)である。ここでも、最後に特別付録として「『落語家』『この一席』私的ランキング2010」が収められており、本編と付録とで一応は(というのは、本人がこれは「落語ファンとしての2010年の総括であって「決して『お薦めの落語家』のガイドではない」とわざわざ断っているので)「理論と実践」のような構成がとられている。 「なぜ知っている噺を何度聞いても面白いのか?」「『ネタバレ』で問題無し」「マクラの意味」など、落語初級者にとって興味をそそられる内容もすくなくない。
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業界ではタブーらしい「立川流」を賞賛している本。 すべてにおいて意見が合うわけではなかったが、 落語を勧めるときに「まず寄席に行け」ではなく、 落語家を選ぶというのは納得。 自分が落語を聞き始めたておもしろさが少しわかってきたときに感じたことを書いてくれていて心地よかった。 ...
業界ではタブーらしい「立川流」を賞賛している本。 すべてにおいて意見が合うわけではなかったが、 落語を勧めるときに「まず寄席に行け」ではなく、 落語家を選ぶというのは納得。 自分が落語を聞き始めたておもしろさが少しわかってきたときに感じたことを書いてくれていて心地よかった。 今までの落語評論本とは少し違う切り口で書かれている(今までのを批判的に)。 本全体では内容が少し重なっていたりしていて、もう少し整理して書けばもう少しおもしろくわかりやすいかも。 伝えたいことはよくわかったけど。
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