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慈悲と天秤 死刑囚・小林竜司との対話
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慈悲と天秤 死刑囚・小林竜司との対話

岡崎正尚【著】

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慈悲と天秤 死刑囚・小林竜司との対話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2011/03/14
JAN 9784591123980

慈悲と天秤

¥715

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2014/05/09

事件が話題になった時のことをなんとなく覚えているし、この事件がモデルになった映画も見たので、興味深かった。実際の裁判がどのようなものだったのかこの本を通してしかわからないけれど、その通りだったとしたら確かに納得できない判決だろうなとは思った。ただ、この人達のやったことを考えると、...

事件が話題になった時のことをなんとなく覚えているし、この事件がモデルになった映画も見たので、興味深かった。実際の裁判がどのようなものだったのかこの本を通してしかわからないけれど、その通りだったとしたら確かに納得できない判決だろうなとは思った。ただ、この人達のやったことを考えると、なにが正しい判決なのかよくわからなくなる。経緯や事件後の贖罪の意志はともかく、人を2人生き埋めにして殺したのは事実だから。 犯人と法科大学院生のやり取りという本筋は面白かったけど、恩赦とか検事とかの説明にやたらページを割いていて、横道にそれすぎなんじゃないのと思った。

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2012/03/21

無期懲役と死刑の量刑について絶対的な基準はなく、恣意に流れるという点を論証しているのに、なお死刑存置を消極的であれ明言しているのはどうしてなのか。もう少し詳らかにしないと、疑問ばかりが膨らむ。ここのところは「死刑制度」について論じる際には不可欠だと思われるがどうだろうか。故に、-...

無期懲役と死刑の量刑について絶対的な基準はなく、恣意に流れるという点を論証しているのに、なお死刑存置を消極的であれ明言しているのはどうしてなのか。もう少し詳らかにしないと、疑問ばかりが膨らむ。ここのところは「死刑制度」について論じる際には不可欠だと思われるがどうだろうか。故に、-0.5点。 一般の読者を想定している本なのだから、恩赦制度や行刑実務について、各国の事情について触れるなら、「死刑制度」についての国際法や国際状況についても少しでもいいから触れて欲しかった。

Posted by ブクログ

2011/07/16

少し読みづらかったが、読んでよかったと思う。 読みづらい点は、事実と論評が完全に区分けされていないこと、 論評の根拠提示に具体的事件の羅列が多く認識しづらかったこと、 そもそもこの本のテーマが何であるかが不明瞭であること、である。 多分、読みきることができたのは、比較的時間に...

少し読みづらかったが、読んでよかったと思う。 読みづらい点は、事実と論評が完全に区分けされていないこと、 論評の根拠提示に具体的事件の羅列が多く認識しづらかったこと、 そもそもこの本のテーマが何であるかが不明瞭であること、である。 多分、読みきることができたのは、比較的時間に余裕があったこと、 扱っている事項が軽々しく流せない内容であること、たまに入る著者 のロー生活に野次馬根性がはたらいたこと、が理由だろうか。 読んでよかった点は、死刑を含めた執行の現状を知ることができた こと、恩赦等のマイナー制度について知識が補充されたこと、そして この事件の概要を(ある方向からではあるが)知ることができたこと。 なお、現時点で既に死刑が確定している。 この本のテーマは、司法制度・この事件に対する問題提起なのだろう が、その部分よりも、著者と小林との交流が互いにどのような影響を 及ぼしているか、という一種の成長日記的な部分に特徴があると思う。 編集者は、それを意図してこのような構成にしているのだろう。 最も生々しいのは「これから」を軸にした両者の対比であると感じたの は、単に私が著者の「これから」を実感できるからだけではないはずだ。

Posted by ブクログ

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