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宗教と現代がわかる本(2011)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2011/03/14 |
JAN | 9784582702903 |
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宗教と現代がわかる本(2011)
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
不可抗力でしょうがないのだが、3.11以後の状況が反映されていないせいでずいぶんリアリティが減殺されてしまっている。せめて夏ごろ刊行だったらもう少しアクチュアルなトピックを盛りこめただろうに。
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特集:信仰と人間の生き方で 特に気になったのは、堀江宗正さんが神谷美恵子さんのスピリチュアリティについて書かれている点。一般的に知られている神谷さんの功績ではなく違った視点で展開されていたことにちょっとびっくりした。幼い頃からの環境で海外での生活や勉学により多くのことを学び、最...
特集:信仰と人間の生き方で 特に気になったのは、堀江宗正さんが神谷美恵子さんのスピリチュアリティについて書かれている点。一般的に知られている神谷さんの功績ではなく違った視点で展開されていたことにちょっとびっくりした。幼い頃からの環境で海外での生活や勉学により多くのことを学び、最終的には医師となりハンセン病患者らのよき理解者となり多くの著作を残している。ハンセン病を理解し、そして患者らの立場に寄り添って過ごし、多くのことを知らしめたことはすばらしいことだが、神谷女史自身は、ハンセン病患者の隔離政策には反対をしていなかったという点を指摘したのには驚いた。彼女の患者への向き合い方には敬服するが、それは、患者らが、一般健常者と"隔離"されている状況が軸であり、それを"崩して"まで、彼らに寄り添うことが出来たのだろうかという疑問点が残る。 神谷美恵子にとってのハンセン病は、健常者と完全に隔離された中での"患者"という位置づけで考えてみなければならないと感じた。この視点がいままでの私になかった点だったので、堀江氏のこの論説を元に再度、彼女の著作や資料を読み直してみようと思う。少しばかり見方、考え方が変わるかもしれない。
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