仏の発見

五木寛之【著】, 梅原猛【対話者】

• 販売会社／発売会社: 平凡社
• 発売年月日: 2011/02/25
• JAN: 9784582834956

商品レビュー

2013/01/08

図書館で借りた。明日返却予定。
買おうと思う。面白い。
中に、佐々木正さんの親鸞始記ー隠された真実を読むーについての言及があり、以前面白く読んだことを思い出した。また借りて読みたい。
寝るのを忘れるほど、楽しい対談だった。
梅原さんの著書で、これから読みたいリストは以下。
葬られた王朝
隠された十字架
水底の歌

五木さんのベストセラー、青春の門も、読みたい。

2012/04/28

小乗仏教・大乗仏教は自力・他力本願という面において大きく異なるが、日本に輸入された佛教はまたそれとは異なっている。しかし、釈迦や親鸞などが本当に根底において考えたことはそれほど違っていないと思う。それは虚無を覚悟して死に飛び込む心とその覚悟のない稚児に「天国に一緒に行こうね」と諭して死に誘う違いであると思う。

2011/06/03

知の巨頭の対談。
「神は在るもの、仏は成るもの」が、すっと腑に落ちた。
学者（でもそうとうの文学より）は、事実の確認が大事と長老は語り、青春文学者としての小説家に対峙する。（オトナは相手を立てるのが、したたか・・）

「記録」と「記憶していること（伝承）」の大切さを語る。そして「恨み」とか「呪い」の根深さが浮かび上がる、興味をそそった。