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アイヌの世界 講談社選書メチエ494
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/03/10 |
JAN | 9784062584951 |
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アイヌの世界
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商品レビュー
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伝統と変容のアイヌ史 DNAと言語からみたアイヌの起源 縄文の祭りからクマ祭りへ 阿倍比羅夫はだれと戦ったか アイヌ文化の日本語・マタギ文化のアイヌ語 オホーツク人になろうとしたアイヌ 黄金国家とアイヌ 謎の「宝の羽」を追って アイヌモシリ一万年の景観史 著者:瀬川拓郎(195...
伝統と変容のアイヌ史 DNAと言語からみたアイヌの起源 縄文の祭りからクマ祭りへ 阿倍比羅夫はだれと戦ったか アイヌ文化の日本語・マタギ文化のアイヌ語 オホーツク人になろうとしたアイヌ 黄金国家とアイヌ 謎の「宝の羽」を追って アイヌモシリ一万年の景観史 著者:瀬川拓郎(1958-、札幌市、考古学)
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※このレビューにはネタバレを含みます
平泉で栄えた奥州藤原氏が、北海道、つまりアイヌからオオワシの尾羽を、矢羽に使うのに取り寄せていたという話がありました。オオワシの尾羽は高級品として珍重されたそうです。それにしても、驚いたのは、クマ祭りについてのところ。春先にクマの穴ぐらを襲って、小グマを捕獲し、それを一、二年集落で飼育して、その後、儀式的になのか、命を絶ち、どうやらみんなで食べて、魂を森へ返すような意味のことをやるみたいです。そして、鮭ですね。アイヌは干鮭をつくって、貿易していたようです。そんなアイヌの最大の勢力圏は、北はロシアのアムール川流域まで、けっこう、暴れまわっていたようです。本書を読むと、北海道の大自然に抱かれながら、厳寒の冬を耐えて、静かに命をつないできたかのような、ステレオタイプなアイヌの印象がぐらんとゆすぶられます。そのダイナミックな活動と歴史が、文字を持たない彼らの残した遺跡から読み取れてくる。おもしろい読み物でした。
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「アイヌの歴史」の続編に相当する。 DNAで、縄文人擦文人,オホーツク人とアイヌの関係を考察。オホーツク人と同じYがあるという。 科学80−4、篠田謙一,安達登,DNAが語る「日本人の旅」への複眼的視点 頭骨の形態小変異10項目にもとづいた縄文およびアイヌとアフリカ,ヨーロッパ,アジア署集団との類縁図 百々幸雄 生物の科学,遺伝 2007 縄文人とアイヌは人種の孤島か? 謎の「宝の羽」 クジャクの羽かオオワシの羽か。 「文字を持たないアイヌの歴史においてこそ、物質文化から歴史を復元する考古学の真価が問われているのだ」p185 「私は現在,函館高専の中村和之さんとともに元素分析の調査に向けた準備をはじめようとしている。アイヌと黄金国家は、はたしてひとつの線で結ばれることになるだろうか。」 p136
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