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葉隠物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エイチアンドアイ |
発売年月日 | 2011/03/01 |
JAN | 9784901032971 |
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葉隠物語
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
知らなかったけど、「葉隠」という江戸時代、佐賀藩の元藩士が書いた、武士道精神かくあるべしというか、とどのつまり殿様のために切腹できたら最高!という、「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」という聞いたことのある有名な文句の書かれている書だった。この葉隠のエピソードを現代語で書いてくれ...
知らなかったけど、「葉隠」という江戸時代、佐賀藩の元藩士が書いた、武士道精神かくあるべしというか、とどのつまり殿様のために切腹できたら最高!という、「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」という聞いたことのある有名な文句の書かれている書だった。この葉隠のエピソードを現代語で書いてくれていて、最初はバックグランドがわかんないから、ちんぷんかんぷんだったけど、だんだん、なるほど、そういうことねと腑に落ちる。しかし、出てくる武士=曲者たちは、とにかく自分が死んでなんとかなるなら死ぬっていう基準で動いてて、まぁ、わかるんだけどもね、って気分にさせられる。変に後世で誤解されないよう、作者が自分が死んだら本を焼いてしまえと言ったのも分かる気がする。
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これは、鍋島武士の教科書。 鍋島武士の矜持だ。 山本常朝『葉隠』を娯楽性に富み、且つ、分かりやすく、当時の武士道とは何か描いた。 武士道とは―死ぬことと見付けたり。
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葉隠をわかりやすく、エピソードで内容を紹介したもの。 分かりにくい原文にも訳が伴わなく少し残念な点はあるが、分かりやすい。 誤解されがちな、武士道と云ふは死ぬ事と見付けたりや、忍ぶ恋が衆道の恋であることなどにきっちり触れている。 内容的には、正直、現代人の私には引く点も多い。 ...
葉隠をわかりやすく、エピソードで内容を紹介したもの。 分かりにくい原文にも訳が伴わなく少し残念な点はあるが、分かりやすい。 誤解されがちな、武士道と云ふは死ぬ事と見付けたりや、忍ぶ恋が衆道の恋であることなどにきっちり触れている。 内容的には、正直、現代人の私には引く点も多い。 義に殉じる感覚は理解できる私にも、そんな事で死なんでもいいやん…みたいな。 佐賀藩を実質的に龍造寺家から奪ったが、悪者になり切りたくない鍋島家の言い訳を家臣が綴った話というイメージ。没落していく主家を支えたし、鍋島家の客分?家臣として成り立つように役目も与えてあげたでしょう?という雰囲気で実支配権を握る鍋島家。下剋上してないよ、主家を思いましたよというポーズをとる分、私には却って不快感を催した。 藩祖の直茂、初代勝茂はそれなりに人格が優れている。直茂が人の命のほうが法度より大切と述べるシーンなどもあり。しかし、2代目の光茂は貧困にあえぐ藩を尻目に道楽の歌のための御殿を建てたりと結構な悪政。この人に主に使えた家臣が書いた鍋島4代記。 勝茂が老いてもなかなか嫡男の光茂に家督を譲らず、弟に譲ろうと画策するが、家臣に策略を練られ光茂が跡目となる。その彼が悪政気味なので、勝茂には光茂の器量のなさがわかっていたのではないか、家臣の忠誠とは、諫言とはなんぞやと少し考えてしまった。 通商を求めてきて、結局断ることになるイギリス船のエピソードが興味深かった。非常に丁寧に応対する日本人を信用し、好感を持ってくれたらしく、少し感激した。
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