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深海の使者 新装版 文春文庫
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深海の使者 新装版 文春文庫

吉村昭(著者)

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深海の使者 新装版 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/03/09
JAN 9784167169497

深海の使者 新装版

¥495

商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2024/12/26

太平洋戦争開戦直後に、帝国海軍はインド洋にて様々な軍事作戦行動を敢行したようです(コロンボ空襲、マダガスカル島攻撃、インド洋での通商破壊作戦等)。その中の一隻(潜水艦)が、インド洋から喜望峰を廻り(悪魔の南緯40度を超え)、大西洋に出てドイツ軍の軍港を目指し、無事に到達をしたとい...

太平洋戦争開戦直後に、帝国海軍はインド洋にて様々な軍事作戦行動を敢行したようです(コロンボ空襲、マダガスカル島攻撃、インド洋での通商破壊作戦等)。その中の一隻(潜水艦)が、インド洋から喜望峰を廻り(悪魔の南緯40度を超え)、大西洋に出てドイツ軍の軍港を目指し、無事に到達をしたという。帰りも英軍等の追跡を躱して大西洋を南下、喜望峰を廻り(再び悪魔の南緯40度を超え)、無事にマレーシアのペナンに戻っている(その後、事情を知らない大本営命令によりシンガポールに回航され、機雷に触れ沈没)。戦争中に五隻の潜水艦が日本(呉)から欧州を目指し、3隻が無事に欧州に到達、そして呉に無事に戻った潜水艦は1隻あるという(様々情報、機密物資、密命を帯びた士官等を満載しての長距離移動だった様子)。内にはエアコン無く、シャワーも無く、食料等の補給も無い中で、アフリカを廻り欧州へ、そして、欧州から日本へという航海を無事に果たした艦長と乗組員たちの物語であります。インド独立の闘士で有名なチャンドラ・ボーズは、欧州からインド洋までドイツの潜水艦に乗船、インド洋上で日本の潜水艦に乗り継いで日本にやってきた由。どうやってインド洋の真ん中で、二隻の日独の潜水艦は会合していたのか等、そんな知られざる事実を掘り起こした吉村昭の取材力に、☆四つです。

Posted by ブクログ

2024/09/29

半分くらい読んで挫折。固有名詞が長い。そして多い。読むのに疲れた。戦時中、日本とドイツ間を潜水艦で往復する作戦があったことを全く知らなかったので、序盤は興味深く読んだ。 それにしても、冒頭の50ページを読んでずっこけた。ドイツからの復路、シンガポールにある日本の軍港までたどり着...

半分くらい読んで挫折。固有名詞が長い。そして多い。読むのに疲れた。戦時中、日本とドイツ間を潜水艦で往復する作戦があったことを全く知らなかったので、序盤は興味深く読んだ。 それにしても、冒頭の50ページを読んでずっこけた。ドイツからの復路、シンガポールにある日本の軍港までたどり着いたのに。ドミノ倒しを9割方作り終えたのに、湯呑みを倒して台無しにする感じ。でも、生きてるとこういうことあるよなーと思った。

Posted by ブクログ

2024/08/11

潜水艦の事は知らなかった。 2ヶ月以上艦内に篭ったまま作戦を続けるなど  敵がいて危険な時は艦内の酸素が無くなるギリギリ まで潜るなど大変な苦労だと思った。 無謀と思われる作戦も潜水艦の場合は 亡くなっていく兵隊は逃げ場が無く全滅、 今も戦争はあるが悲しい事です。

Posted by ブクログ

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