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テレビは総理を殺したか 文春新書
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テレビは総理を殺したか 文春新書

菊池正史【著】

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テレビは総理を殺したか 文春新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/02/20
JAN 9784166607945

テレビは総理を殺したか

¥220

商品レビュー

2.9

10件のお客様レビュー

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2021/07/19

小泉政権前後の政治家とマスメディア(特にテレビ)の関係を解説した本。 小沢一郎氏が作り出したテレビ戦略は、小泉純一郎氏に引き継がれます。そして「構造改革 vs 抵抗勢力」の二極対立を見せることで、テレビ戦略が完成します。これが第一次安倍政権以降の自民党政治に影を落とすことになり...

小泉政権前後の政治家とマスメディア(特にテレビ)の関係を解説した本。 小沢一郎氏が作り出したテレビ戦略は、小泉純一郎氏に引き継がれます。そして「構造改革 vs 抵抗勢力」の二極対立を見せることで、テレビ戦略が完成します。これが第一次安倍政権以降の自民党政治に影を落とすことになります。 本書は政治家とマスメディアの関係について、著者の反省を込めて書かれています。 政治家やマスメディアが見せようとする二極対立の構造に、有権者である私たちは騙されないように気をつける必要があります。二極対立の構造に興奮することで本質を見失う危険性があるからです。

Posted by ブクログ

2012/10/21

再読です。安倍首相の敗北は選別です。親しい記者には優しいのです。それ以外には厳しいのです。それが、敵をつくったのです。

Posted by ブクログ

2012/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戦後、総理は田中角栄が誕生するまで東大、京大の法学部出身といった日本的エリートであった。リーダーは、一般庶民より高い次元に位置する支配階級の論理によって選ばれ君臨し、国民的人気が介在する余地はなかった。エリート集団は庶民の手の届かない雲上人であった。故に利権、特権も黙認された。高度経済成長により生活向上が約束されていた時代のなせる技である。政治倫理にまで意識が回らなかったという面もあるかもしれない。ところが、庶民派田中角栄が宰相になってからは、自分たちと同じであるという庶民性が徒となり遠慮会釈のない罵声を許すこととなった。限られたエリートに独占されていたものが一気に崩壊したのである。政治はメディアの格好の食い物になりさがってしまったのである。岸信介曰く「政治家が民衆に紛れてガヤガヤ言うのは単なる衆愚政治。数歩前進して大衆への指導力を持たなければならない。大衆のなかに溶け込み大衆の一部になってしまっては意味がない。」圧倒的影響力を持ち世論操作も自由自在のメディアに対抗しうる見識、ビジョンを持った宰相の到来が待ち望まれる。

Posted by ブクログ

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