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子どものための世の中を生き抜く50のルール
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2011/02/17 |
JAN | 9784569796017 |
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子どものための世の中を生き抜く50のルール
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
「人生は不公平だ。それに慣れるしかない」まさにその通り…慣れることが大人になることなのだと、今ならわかる。 いくら学校から競争が無くなっても、社会には競争ばかり、しかもラフプレーばかり(笑) 大人はキチンと教えるべきだと思う…子供は反発するだろうけど。
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大人にむしろ役に立つ本かも。筆者はやたら公立の不備を糾弾しているが、事実や中立した考えが知りたいと感じた。子どもが全部理解するにはちょっとだけハードル高いかも。甘やかされた世代は日本だけでなくアメリカも更にひどいのだという現実は残念だ。自分も人のこといえない世代だと感じた。
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ビル・ゲイツが、 ある高校で講演したときに引用したことで、 多くの人から注目された 「子どものためのルール」。 そのルールの原作考案者の本です。 もともとの対象は、 「子どものための」と銘打ってあるように、 アメリカの中学生から高校生くらいの思春期の子どもたちです。 ネットで...
ビル・ゲイツが、 ある高校で講演したときに引用したことで、 多くの人から注目された 「子どものためのルール」。 そのルールの原作考案者の本です。 もともとの対象は、 「子どものための」と銘打ってあるように、 アメリカの中学生から高校生くらいの思春期の子どもたちです。 ネットで、上記のビル・ゲイツが引用したという11のルールを見たときに感銘を受け、 「これはたぶん、書籍になっているに違いない。」と思い、検索したところ、 この本を見つけました。 素晴らしい内容でした。 特に感銘をうけた記述を引用します。 ・スティーブン?ホーキング博士は、車椅子に乗って生まれてきたわけではない。(中略)君の抱える問題は、彼のものと比べてどれほど深刻だろうか。 ・働くようになればわかることだが、自己表現を奨励してくれたり、自分探しの手助けをしてくれるような仕事はほとんどない。自己実現が得られる仕事はもっと少ない。 ・自己陶酔しないこと。 ・「アルバムを片づけていたんだけどさ、突然、思ったんだ。これが僕の人生だ。僕の人生を生きているんだ。それなのに自分の人生の準備ができていない。そのために学んでいない、というわけさ。」 ・君たちは犠牲者ではない。泣き言は言うな。 ・バットマンの恋人は正しい。「あなたがどんな人間かは、内面ではなく行動で定義されるのよ」 ・気持ちだけでは十分ではない。"真剣"なだけでは十分ではない。正しい選択をして、正しい行動をとらなければならない。 ・「人生の勝負では、より強いほう、より速いほうがいつも勝つとはかぎらない。しかし、最後に勝利を収めるのは、自分にはできると信じた者だ。」 ・「自分を信じ、勇気と決断力、やる気と競争心を持てば、そして、価値あることのために人生のほかの楽しみを少しばかり犠牲にすることをいとわなければ、何でも成し遂げられる。」 ・敗者はたいてい、負けるのが嫌なので競争を嫌う。試されることを避けようとする。能力を高めることや目標を達成することより、負けて嫌な思いをすることのほうを気にかけているからだ。 ・敗者は言い訳を考え、他人を責め、意図と結果を混同する。いつも何かをしようと思っているが、実際に行動に移すことはない。すぐに勇気がくじけ、むだに問題や障害を大きくし、途中であきらめることが習慣になってしまっている。 ・感情をぶつけるのは議論ではない。相手をファシストと呼ぶのも議論ではない。だれかを○○主義者と呼ぶことも、理性にもとづいた議論ではない。自分の議論を事実、論理、理性、合理的思考をもとに訴える。そうすれば、相手の世界を揺るがすことができる。 ・君がいま抱えている問題が何であれ、それを経験するのは君がはじめてではないし、君だけが経験するのでもない。 ・君たちは完璧ではない。完璧になる必要もない。 ・君たちが生まれた神秘の瞬間から、どれだけの時間と努力と愛が君を育てるために注がれてきたか、いまの君にはとうてい想像できないだろう。(中略)そのすべてに対して、少しばかり感謝の気持ちを表しても、損はない。 ルールとして挙げられている文と、地の文を区別なく挙げました。 著者は、働いた経験のない子どもたちに、社会で働くのは学校で「守られている」状態とは、全く違うのだ、ということを懇切丁寧に語って聞かせます。 著者自身の愛ある言葉がほとんどですが、著者の友人がかつて言った言葉や、実績のある人たちの引用もあります。 著者は、「やれば出来る。」と簡単には言いません。何かを成し遂げるには、それなりの才能や環境や努力が必要だと、現実を説きます。 先日亡くなったスティーブ・ジョブスの言葉も引用していますが、安易にとられそうな部分には異を唱えています。 私は、 「自分はもう40代半ばの『大人』ということになっているけれども、内面は臆病な子どものままだったんだ。」 ということに気づかされました。 特に、働くとはどういうことか、とか、勝者・敗者のメンタリティーの違いが身に沁みました。 「俺は、中学生高校生の頃の、不安でびくびくした心持ちのまま、敗者のまま、今まで生きて来てしまった。悔しい。今からでもやり直せるかな? いや、やり直そう!」 と思いました。 「自分はこんなに出来るんだ、出来る出来る。」と自己陶酔しなければいられない人に読んで欲しいです。 また、自己愛とか自尊心とかを善いものだと信じて、そればかり高めたためにかえって苦しんでいる大人の人に、読んで欲しいと思います。 私自身がそうでしたから。 素晴らしい本です。おすすめです。
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