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参謀は名を秘す 歴史に隠れた名補佐役たち 日経ビジネス人文庫
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参謀は名を秘す 歴史に隠れた名補佐役たち 日経ビジネス人文庫

童門冬二【著】

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参謀は名を秘す 歴史に隠れた名補佐役たち 日経ビジネス人文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2011/02/01
JAN 9784532195762

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2.6

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2024/07/13

 決定権はトップが持っている。参謀の役割は、情報の収集、情報の分析、問題点の探索、問題点について考え、解決策を模索する、複数の選択肢を用意する。トップに提出する。  情報を分析し、考察し、選択肢を用意する。どの選択肢を選ぶか?  名参謀、名軍師は果たして名参謀、名軍師だったのか?...

 決定権はトップが持っている。参謀の役割は、情報の収集、情報の分析、問題点の探索、問題点について考え、解決策を模索する、複数の選択肢を用意する。トップに提出する。  情報を分析し、考察し、選択肢を用意する。どの選択肢を選ぶか?  名参謀、名軍師は果たして名参謀、名軍師だったのか?  楠木正成、山本勘助、竹中半兵衞、山中鹿之介、黒田如水、真田幸村、直江山城兼続について評価する。諸葛孔明の人間的な性格としての評価。主人への絶対的忠誠心、知謀による部分的勝利、詩を感じさせるような豊かな人間性、悲劇的な最後。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」  真田幸村がいかにゲリラ戦で勝利しようと、大阪の陣全体への寄与度・貢献度は必ずしも大局に評価できるものでなかった。結果として、大阪城は落城し、豊臣家は滅亡した。  名参謀や名軍師は、あくまでも無名性や匿名性を持つことが必要だ。トップの頭脳の一部であり、トップのある機能の1部品に過ぎない。  織田信長の参謀、沢彦。周王国の、不戦・非戦・嫌戦の姿勢を保ち、紛争の解決は常に譲渡と話し合いにより、民衆に対しては特による政治を行い、敵地の住民にもこの徳を及ぼして同化する。  「天下布武」を岐山(徳のある政治を行った周王国が興った地名)で行う。尾張・美濃の一大名から、天下人としての理想を教えた。なるほど、沢彦は知らなかった。  大原雪斎は、今川義元の参謀だった。そして、そこに人質として竹千代(のちの家康)が来ていた。大原雪斎は、徹底して竹千代を教えた。それが、家康をつくった。歴史の知られない話だ。  孟子の考えは、「君、君たらざれば、臣、臣たらず」  朱氏の考えは、「君、君足らずとも、臣、臣足れ」  家康は、孟子から朱氏に乗り換えた。いわゆる武士の忠義を重んじた。おもしろい。  忠臣蔵の堀部安兵衛の立ち位置と役割がいいなぁ。新発田の出身で、江戸で名を挙げ、赤穂藩に採用される。機敏に江戸の雰囲気を掴む。喧嘩両成敗のはずが、赤穂藩の殿様、切腹、断絶。大石内蔵助は、再興を考えていたが、吉良を討ち取ることを主張したのが堀部安兵衛だった。なるほど。  慶喜が将軍になることは、吉宗の紀州から将軍を出すという流れを家康の水戸、紀伊、尾張の御三家から出すという原点に戻るということだった。4人の参謀で、黒川嘉兵衞が生き残り、活躍した。そして、その後は、書かれていないので残念。  結局、童門冬二は、毛利元就を引き合いに出して、参謀はいらないのだと言ってしまう。ふーむ。再三、参謀の役割を唱えながら、結局トップが参謀のように働くべきだ。ラインも同じように参謀的要素を持つべきだと言ってしまう。『参謀は名を秘す』という題名であったが、『参謀はいらない』で終わるのは見事な結末でもある。

Posted by ブクログ

2019/01/19

歴史上の名参謀と言われている人が必ずしもそうとはいえず、主人を危機に陥れるようこともあったという。では名参謀とは何かということについては、匿名性をもった存在で、果たすべき役割としては下記のようになるという。 情報の収集 情報の分析 問題点の探求 問題点に関する考察 選択肢の模索...

歴史上の名参謀と言われている人が必ずしもそうとはいえず、主人を危機に陥れるようこともあったという。では名参謀とは何かということについては、匿名性をもった存在で、果たすべき役割としては下記のようになるという。 情報の収集 情報の分析 問題点の探求 問題点に関する考察 選択肢の模索 選択肢の設定 そしてどの選択肢を選ぶかはトップの役割であるという。 こういった参謀的な能力は現代社会においては構成員すべてが持つべきものと最後に結論付けている。確かに現代では情報が入手しやすいかもしれないが、それは全員に言えることであって、有効な情報を入手するというのはまたそれも一つの才能かと思う。参謀的な思考を持つことは重要かもしれないが、全員がその役割を果たす必要はないかと思う。

Posted by ブクログ

2016/09/03

参謀とはトップの意思決定の一部を助くるものとした筆者の参謀論。過去の名参謀と呼ばれる人々の再評価が正しいかは別として、新しい試みだとは思う。そして、現代にあてはめると、皆が自分の中に参謀的な考えを持つことは必要であるとは思う。

Posted by ブクログ

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