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盛岡さわや書店奮戦記(2) 出版人に聞く
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2011/02/04 |
JAN | 9784846008857 |
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盛岡さわや書店奮戦記(2)
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盛岡さわや書店奮戦記(2)
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商品レビュー
4.1
12件のお客様レビュー
伊藤さんのご冥福をお祈りします。 とりあえず「アークワークス」と「ミレニアム」は買います。 やっぱりものすごく本を読んでいた人だったのだなあ、と実感。 流石に盛岡の書店全部回って分析していたことまでは知らなかった。 また、さわやは未だにスリップとノート管理でやっているのだが、そ...
伊藤さんのご冥福をお祈りします。 とりあえず「アークワークス」と「ミレニアム」は買います。 やっぱりものすごく本を読んでいた人だったのだなあ、と実感。 流石に盛岡の書店全部回って分析していたことまでは知らなかった。 また、さわやは未だにスリップとノート管理でやっているのだが、その意味もちゃんとあった。 (ただし今それが引き継がれているかは不明。今のさわや本店は本を読んでいない) さわや、第一、東山堂があった時代の話は懐かしい。 一番品揃えがよかったのは東山堂、美術系・マンガなら第一書店だったなあ。 また、さわやの古参従業員によるいじめ・いやがらせについては「ああ、やっぱりな」という感じ。 -------------- P64より あの人だったら絶対買うという本を入れる。そういうお客さんが100人いると1000冊売れる。 P94 お客さんにあれはこういう本でしたね、とアナウンスするだけで全然違う。 ※はい、見事にそういう接客に引っかかってた顧客ですよ(笑) P121より。 本は無用の用。出すことによって需要が喚起される。 P147 今や捨てるべき書もなく、出て行く町もない。
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伝説の書店員と呼ばれた盛岡さわや書店・伊藤清彦氏のインタビューの書き下ろし。書店が意思をもって本を選び、並べ、販売する。売るかどうかを書店が決めた。そのためには徹底的に本を読んだ礎があるのだろう。郊外型、複合型の店舗が中心になった今、そんな意思をもった書店がなくなったと著者は憂う...
伝説の書店員と呼ばれた盛岡さわや書店・伊藤清彦氏のインタビューの書き下ろし。書店が意思をもって本を選び、並べ、販売する。売るかどうかを書店が決めた。そのためには徹底的に本を読んだ礎があるのだろう。郊外型、複合型の店舗が中心になった今、そんな意思をもった書店がなくなったと著者は憂う。電子書籍を含めてオンラインが進んだ今こそデシタルにリコメンドするのではなく、意思やコンセプトを持って本を薦め売ることができたら面白そうだ。
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90年代に地元のさわや書店を大きく変化させた“カリスマ書店員”伊藤元店長のインタビュー集。東山町と一関市で過ごした青春時代では地方の書店事情、東京の山下書店でどんどんしかけた時代の話では、書店の仕事の実態が語られ、仕事上本に触れてきても全く想像に及ぶところではなかったので、非常に...
90年代に地元のさわや書店を大きく変化させた“カリスマ書店員”伊藤元店長のインタビュー集。東山町と一関市で過ごした青春時代では地方の書店事情、東京の山下書店でどんどんしかけた時代の話では、書店の仕事の実態が語られ、仕事上本に触れてきても全く想像に及ぶところではなかったので、非常に興味深く読んだ。そして、終盤で語られた盛岡の商業圏の現状は、もろに書店の盛衰に当てはまることだったので、大いに驚いた。しかもこれは地元だけじゃなく、全国的なこと…。やっぱり、地元のいい書店は愛していかないといけないなあ。
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