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シンフォニック・ロスト 講談社ノベルス
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シンフォニック・ロスト 講談社ノベルス

千澤のり子【著】

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シンフォニック・ロスト 講談社ノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/02/07
JAN 9784061827011

シンフォニック・ロスト

¥935

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2023/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天狼院書店「小説家養成ゼミ入門講座」の講師、千澤のり子さんの著書。 中学校の吹奏楽部で起こる殺人事件の真相に迫るミステリー。

Posted by ブクログ

2018/09/03

まず青春ミステリとして傑作。なんというか、まだ若いつもりではいるんだけれど、10歳も下の年齢の少年少女たちの浮遊感のある心理変動を目の当たりにすると泣きそうになる自分がいた・・・・・・(笑) 中学吹奏楽部という舞台設定の中で追体験させられるノスタルジーと切なさはどうにも心をざわめ...

まず青春ミステリとして傑作。なんというか、まだ若いつもりではいるんだけれど、10歳も下の年齢の少年少女たちの浮遊感のある心理変動を目の当たりにすると泣きそうになる自分がいた・・・・・・(笑) 中学吹奏楽部という舞台設定の中で追体験させられるノスタルジーと切なさはどうにも心をざわめかせる。曖昧になっている自分自身の中学時代の記憶までもが少しクリアになるような感じがした。 そして、基本的にシナリオがミステリ・サスペンスとして面白い。 ミステリの読み手としてある程度のトリックは看破できるものの(多分多くの人が真相の一部には行き着く)、それを遥かに超える技術力で打ち負かされ、最終的には呆然としまった。あまりの趣向にある種の敗北感すら覚えるほどに。本作以上に「再読」で爆発的に輝く作品もそうないのではないだろうか。 初読で全容を理解するのがやや難しい面があるのが欠点かもしれないが、そもそも再読では全く見え方が違うので、再読前提のミステリなのではないだろうか。これだけの大業だと普通は小説として破綻するが、最後まで綺麗すぎる。細かい仕込みに気づけないでいるのが少しもったいない。 本来強引に映りがちな構造は、本作の場合ストーリーの絶妙な説得力によりむしろ相乗的に心を抉る。 辛かった・・・・・・こういうのほんと大好き。 ただしばらくは深い溜息の生活が続きそうである。

Posted by ブクログ

2014/03/21

吹奏楽部内でカップルができると片方が死ぬという噂。 部員の死亡事件が起き噂が本当のものになるーというミステリー。叙述トリック。

Posted by ブクログ

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