「新・ぶら下がり社員」症候群 企業を脅かす30歳社員の「目の色」を変える処方箋

吉田実【著】

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2011/02/10
• JAN: 9784492532836

商品レビュー

2019/06/12

ぶら下がり、短い単語な中に積み重なった深い溝があり起きている状況であることがわかります。ただ、埋めれない溝では無いので時間をかけて会社の戦力にする必要があると感じました。

2019/05/06

よかったキーワード

上司のひとことで、部下のやる気は左右される。

褒めるときは、人格をほめる。
しかるときは、行動をしかる。

「同じミスを繰り返すなんて、頭悪いんじゃないか？」
「同じミスを繰り返すなんて、何かあったのか？」

2018/10/08

表紙の「辞めません。でも、頑張りません。」につい反応して買ってしまった。「新・ぶら下がり社員」が会社を駄目にするとえらそうなことが書いてあったが、冗談も休み休みにしてほしい。個人のモチベーションを上げることは重要ではあるが、若者に元気がないのは、構造的な問題である。いったいぶら下がっているのは、どっちだよと言いたい。むしろ会社が若者にぶら下がっているのではないか。若者にお金も役職も仕事も与えずに、どうしてやる気を起こさせることができるというのだろうか。「デフレの正体」にあるとおり、また、「競争の作法」で著者が実践している通り、まずは若者に「求める」のではなく、「与える」ことが必要である。
そして、必ずしもやる気の根源がいわゆる美しいものである必要もないと個人的には思う。資本主義は「競争」を核にしている以上、モチベーションの源は危機意識ではないだろうか。