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追っかけ屋 愛蔵 光文社時代小説文庫
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追っかけ屋 愛蔵 光文社時代小説文庫

海老沢泰久【著】

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追っかけ屋 愛蔵 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2011/02/09
JAN 9784334749149

追っかけ屋 愛蔵

¥220

商品レビュー

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2011/03/03

[甘味読書] 今回は、 箕面マーケットパーク「ヴィソラ」内にある、 ふたば書房で、 本を購入しました。 手に取ったのは、 連作時代小説。 時代劇を見てから本を読む・・・ との流れに逆行して、 今回は本から入ることにしました。 といっても、 この小説は映像化され...

[甘味読書] 今回は、 箕面マーケットパーク「ヴィソラ」内にある、 ふたば書房で、 本を購入しました。 手に取ったのは、 連作時代小説。 時代劇を見てから本を読む・・・ との流れに逆行して、 今回は本から入ることにしました。 といっても、 この小説は映像化されていないようです。 舞台は、江戸時代の江戸。 主人公の愛蔵の仕事は、 「追っかけ屋」。 雇われ先で揉め事を起こして、 逃げ出した奉公人を連れ戻すことが 業務内容。 そして、 仕事を依頼するのは、 口入れ屋。 現在で言えば、 派遣業者のようです。 江戸と地方との格差が激しく、 出稼ぎで上京する者が 多い時代。 口入れ屋は、 使えそうな人をスカウトしては、 奉公先に人を送るということをしていたようです。 そんな中、 奉公先から突然姿を消す、 当時で言う“欠落ち”人を探させるために、 口入れ屋は、追っかけ屋に、 仕事を依頼していました。 愛蔵を慕う口入れ屋の房吉は、 頻繁に仕事を依頼。 命の危険にもさらされながら、 愛蔵は、“欠落ち”人を、 様々な手段で探していきます。 しかし、 依頼される“欠落ち”人探し案件には、 様々な暗い過去があるのがほとんど。 そして、主人公の愛蔵にも、 暗い過去が。 一つの章では、 その暗い過去の真相が明らかになります。 この所収短編は、 2007年10月から2009年7月まで 三年かけて発表されたとか。 最後のこの本の解説は、 非常に興味深く、 時代の風刺を、 時代小説で表現されたのだと、 感心しました。 作者は、 残念ながら2009年8月で死去。 続編なく、 「追っかけ愛蔵」は、 この1冊で終了します。

Posted by ブクログ

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