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老嬢は今日も上機嫌 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/01/28 |
JAN | 9784101345352 |
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老嬢は今日も上機嫌
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
吉行和子さんのエッセイ! 好きなんだなぁ、本当に。 豊かで、柔らかくて、潔い。 ともすれば、ぐだぐだと長語らいしてしまいそうなエピソードも、ぷつん、とこれまた気持ちいいくらいにばっさり終わる。 (きっと連載ページの文字数の問題だとは思うけども) その、ぷつん、具合がたまらなく後を引くようで好きなんだなぁ。 潔すぎて、思わず後を追いたくなる。 とはいっても、文章力はもちろんのこと、これって結局は感受性のレベルなんだろうなぁ。 お会いしてみたいなー。
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女優、吉行和子のエッセイ。 俳優は感性って、いうのを聞いたことがあっただが、まさに<感性>の人だった。 しかも、常に視線がやさしい。 ドラマにもなった母、あぐり、や早世した作家の父、芥川賞作家の兄と妹という、強烈すぎる家族の中で、地道に人生を愛している感じがなんとも微笑...
女優、吉行和子のエッセイ。 俳優は感性って、いうのを聞いたことがあっただが、まさに<感性>の人だった。 しかも、常に視線がやさしい。 ドラマにもなった母、あぐり、や早世した作家の父、芥川賞作家の兄と妹という、強烈すぎる家族の中で、地道に人生を愛している感じがなんとも微笑ましいのである。 女優という華やかな世界にいるはずなのに、とても地道な人なのだ。 こういう風に年をとっていけるといいなと思った1冊でした。
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あの独特のお声同様、しっかりと地に着いた、落ち着いた筆致で綴られているエッセイ。 素敵な女優さんだと改めて思う。 中国で共に芝居に情熱を燃やした現地の役者たちが、文化大革命で命を落とされたとおぼしき辺りには、言葉に出来ない思いに胸が詰まる。
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