明石元二郎大佐 日露インテリジェンス戦争を制した天才情報参謀 帝政ロシア破壊工作報告書を読み解く

前坂俊之【著】

• 販売会社／発売会社: 新人物往来社
• 発売年月日: 2011/01/24
• JAN: 9784404039644

商品レビュー

2024/10/05

ヨーロッパ列強の世界侵略でアジアは餌食に：
スペインとポルトガルの世界支配
植民地大帝国イギリス
ロシアの大膨張と南下政策：
飽くなき膨張の軌跡
日本の朝鮮進出
壬午事変・甲申事変
緊迫増す日朝清関係
西欧列強の中国・朝鮮争奪合戦：
日清戦争勃発と三国干渉
ロシア・満州に居座る
陸軍参謀本部の父・川上操六：
モルトケ戦略で陸軍を大改革
受け継がれた川上イズム
明石工作全文・落花流水：
概略と背景
明石工作と日露インテリジェンス
日露戦争最大の勝因・日英軍事インテリジェンス
明石工作の現代への教訓―トップリーダーのインテリジェンス

2015/03/08

日露戦争時にロシアで後方かく乱を行った明石元二郎について綴った一冊。

ロシア事情に詳しく書かれてることをのぞけば、彼の功績に対する記述そのものに真新しい記述はなかった。
ただ、ロシア工作報告書『落花流水』の現代語訳が付いてるるだけでも読む価値のある一冊。