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お江 浅井三姉妹の戦国時代 平凡社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2011/01/14 |
JAN | 9784582855647 |
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お江
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
NHKのテレビドラマを見ていて、どうも人物関係が分からなくなってきたので、つい買ってしまった。家系図と地図が多くて分かりやすい。 books210
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うーん,いまいち。著者の武光誠氏は古代史をやってる学者で,ものすごくたくさんの一般向け歴史本を書いているようだ。読みやすいのだろうが俗っぽすぎてダメ。単なる大河あやかり本。 そもそも書名に反して江(どころか浅井三姉妹)のことがそんなに出てこない。関ヶ原合戦や大坂の陣の経過がメ...
うーん,いまいち。著者の武光誠氏は古代史をやってる学者で,ものすごくたくさんの一般向け歴史本を書いているようだ。読みやすいのだろうが俗っぽすぎてダメ。単なる大河あやかり本。 そもそも書名に反して江(どころか浅井三姉妹)のことがそんなに出てこない。関ヶ原合戦や大坂の陣の経過がメインな感じ。その割には「戦国時代の女性の役割は大きかった」(要旨)とか言って,彼女たちを一応持ち上げる。前に読んだ,福田千鶴の『江の生涯』の方がずっとよかった。史料に基づき地に足のついた考察してた。というか,較べものにならない。でもやっぱり,一般受けする武光『お江』の方が読まれるのだろうか…。同じ歴史学者なのにこの違いは何? あんまり著書が多い人の本(ノンフィクション)は信用しないようにしようかな。『お江』のどこがそんなにダメかというと,例えばこんな記述 織田信長の女性関係に関する悪い評判は、伝わっていない。信長には正室の濃姫と、吉乃など数人の側室がいた。これだけの女性を相手にしていても、信長と女性との間のもめ事も、女性同士の争いもないのである。 このことは織田信長が女心を理解し、身近な女性たちをたいせつに扱っていたことを物語っている。 はあ?と思いませんか。これが歴史家?と面食らう。飲み屋のお父さんレベルでは…。 ほかにこんなのも。 お市の方と二人の夫たちの夫婦仲は、大そう良かった。浅井長政も柴田勝家も、心からお市の方を愛していた。織田信長とお市の方との間にも、つよい信頼関係があった。 この記述だけでもしょうもないが,何より根拠が示されていない。 もちろん飲み屋談義とは違って,明らかな史実に反することは書いてないのだと思うが,「愛していた」とかそれは小説・ドラマでしょう?戦国時代だよ?西洋みたいに夫婦がやりとりした書簡から,そういう風に結論するのはいいんだと思うが,やはり根拠となる史料を示さないといかんのでは。間接証拠でなくてね。著者によればお江と秀忠も夫婦仲がよかったそうで,子供がたくさんできたとかいう状況証拠を挙げてる。江が嫉妬深かったというのは俗説と切捨てるがそれも俗説では?福田『江の生涯』では,家光も,皇室に嫁いだ和も,江の実子ではなく,実子は3人とされてたし。 結局,関ヶ原と大坂の陣を書いてみたかったところ,丁度大河ドラマが始まったので,お江を題名にして戦国女性を褒めそやして今風にしてみましたって駄本。独断と偏見ですが。
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