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ボグ・チャイルド
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ボグ・チャイルド

シヴォーンダウド【作】, 千葉茂樹【訳】

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ボグ・チャイルド

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゴブリン書房
発売年月日 2011/01/01
JAN 9784902257212

ボグ・チャイルド

¥825

商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2024/07/08

 自分の意志で、この世に生まれ出ることはできないのに、この世から去ることは自分で選べる。昔も今も、強要されて去らざることを得ないこともある。  生とは何か。難しい問いです。

Posted by ブクログ

2023/01/06

北アイルランド紛争についてほとんど知らないので、どれだけ作者の思いを受けとめられたかわかりませんが 十代の揺れる心はよくわりました。でも、日本の受験生とこんなに違うのかと驚きました。

Posted by ブクログ

2022/09/07

1981年、北アイルランドに住む18才のファーガス。叔父と一緒に、アイルランドとの国境地帯で泥炭を盗掘して小遣い稼ぎをしている。そんないつもの朝、泥炭の中から生々しい少女の遺体を発見する。しかし少女は鉄器時代の人物だという。そんな情景から始まるファーガスの夏の物語。 1981年...

1981年、北アイルランドに住む18才のファーガス。叔父と一緒に、アイルランドとの国境地帯で泥炭を盗掘して小遣い稼ぎをしている。そんないつもの朝、泥炭の中から生々しい少女の遺体を発見する。しかし少女は鉄器時代の人物だという。そんな情景から始まるファーガスの夏の物語。 1981年という北アイルランドにとっては紛争の時期に人生の岐路に立ったファーガス。IRA活動家で獄中でハンガーストライキをしている兄、叔父、妹たち、父母、遺体調査の考古学者母子、国境検問所の若い兵隊との交流、そして兄の友人からのあやしげな頼まれ仕事。素直で家族思いのファーガスだが、IRAとは距離を置いて、自分の道を進みたいファーガス。ファーガスは自分の道を進めるのか。最後はさわやかな感動でファーガスの門出を祝う自分がいる。 ・・でも紛争に犠牲者は出る。ダウドは犠牲者を配置したが、やるせない。 国境検問所の同年代の兵隊は、ウェールズ出身で、炭鉱で地下にもぐるか、兵隊か、の二つの進路で兵隊を選んだ、とか、ファーガスの家はもちろんカトリックで家族そろって日曜は教会に行っている。兄の友人さえも日曜には教会に顔を出している。そして18歳のファーガスは選挙権があり、すでに1回投票をしていて、バルで酒も飲んでいる、などなど興味深い記述があった。 昔見たIRAがらみの映画「父の祈りを」(1993) 「クライングゲーム」(1992)をちょっと思い浮かべた。 2008出版 2011.1第1刷 図書館

Posted by ブクログ