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東京影同心
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/12/31 |
JAN | 9784062167260 |
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東京影同心
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同心なのに「東京」??ナゼナゼ?? 、、と興を惹かれたものの。なるほど、幕末の、江戸幕府が瓦解して職を失った同心のこの時代背景なのね。かといって市井の治安のために尽くす姿勢を貫いたわけでもなし、なんだか取っ散らかっていた。新聞記者になるというのも、米八との曖昧でずるい関係も、そして旧幕側として久留米藩のために人斬りすらする顛末も。 なんかだんだん、どんな正義が内にあれ、ひとを殺めるシーンが受け入れられなくなっている自分がいる。時代とともに、当たり前がずれてきていて、物語の義に酔えなくなってきてしまっている、こういう感覚、わかってくれるひと今増えつつあるんじゃないかなあ。私だけかな。フィクションなんだけどさ。読者としてどこに焦点を当てて読めばいいのか、受ける私が下手だったかもしれないけれど、なんか呑み込めないままの読後感、でした、。 あ、ただ、「洞が峠」の例えが台詞に入っていたのがとても印象的。これは自分のためにφ(・ェ・o)。めも
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権力はなくても支える仲間あり、慕ってくれる姐さんあり。東京になったって、職にあぶれたって、魂は庶民を守る江戸っ子同心・弥一郎だ。
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面白かった。幕末から明治にかけて活躍する志士たちの話はよく聞くけど、江戸の同心達はどうしていたかは知らなかった。着眼点が面白い。幕末は物悲しい話が多いけれど、御一新で八丁堀は変われど心意気は変わらない、という話を読めて清々しかった。
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