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大物(第1部) 相場師の巻 カッパ・ノベルス
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大物(第1部) 相場師の巻 カッパ・ノベルス

清水一行(著者)

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大物(第1部) 相場師の巻 カッパ・ノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 1983/07/15
JAN 9784334025076

大物(第1部)

¥220

商品レビュー

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2017/04/28

カッパノベルズというそれ自体、昭和の香りのする本を図書館で借りてきた。かなり日焼けもして、活字も小さい。最近と比べて、当時の文庫本やノベルズはどうして活字がこんなに小さいのだろう。なので、少々読みづらいと思いながら、ページをめくり始めたが、あっという間に引き込まれた。文体の歯切れ...

カッパノベルズというそれ自体、昭和の香りのする本を図書館で借りてきた。かなり日焼けもして、活字も小さい。最近と比べて、当時の文庫本やノベルズはどうして活字がこんなに小さいのだろう。なので、少々読みづらいと思いながら、ページをめくり始めたが、あっという間に引き込まれた。文体の歯切れがよく、非常に読みやすい。そして、やはり主人公の菅原、もとい中岡忠の人生そのものが、疾走感に溢れていて痛快極まりない。 戦後の混乱の中で、全く元手なしに、海水と廃木でまず塩を作って売った。手にした10万円を闇市で反物を仕入れて売りさばき、20万にした。それから、証券会社に入って勉強をし、相場で2000万に増やし、さらに3億円以上を稼いで証券会社を設立した。全て自分の才覚で為し遂げた。 酒を飲めず、女性にも興味がなく、目標を立てて脇目も降らずに勉強しまくる。変人といえば変人だが、そうでければこれだけの事業は達成できなかった。 時代の背景という要素はもちろんあった。今は時代が違う。しかし、輝くような人生であり、たくさんの教訓がある。 実在のモデルが存在するハーフフィクション。

Posted by ブクログ

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