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邱永漢【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 グラフ社
発売年月日 2010/12/19
JAN 9784766213881

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2011/11/02

お金の神様の異名を取るQさんこと邱永漢さんのエッセイ集です。僕もこの人の本は大学時代にずいぶん読みましたが、彼の世の中の目を見る鋭さに、改めて驚かされています。 僕は大学時代にこの人の本をずいぶん読んできたつもりですが、ここ最近ではすっかり遠ざかかってしまっていて、しかし最近、...

お金の神様の異名を取るQさんこと邱永漢さんのエッセイ集です。僕もこの人の本は大学時代にずいぶん読みましたが、彼の世の中の目を見る鋭さに、改めて驚かされています。 僕は大学時代にこの人の本をずいぶん読んできたつもりですが、ここ最近ではすっかり遠ざかかってしまっていて、しかし最近、本屋でキュウさんの本がずいぶん出版されているなぁと思い、手にとって見たのがこの一冊になります。もちろん、この方は昔から『お金の神様』といわれてきているので、書いていることはお金のことが中心です。 ここでは中国の経済的な発展と、周りのかたがたや自身が行っている、またはこれから行おうとしている事業のことなどもつづられておりまして。読んでいて非常にわくわくさせられました。それが見開きの2ページほどで完結してしまう量でつづられていて、しかし、内容はあの国に長くかかわってきた筆者ならではの視点の鋭さが随所に光っていて、非常に面白かったです。 これがかかれていた時期は北京オリンピックの前後あたりかと想像せられるのですが、今読んでもまったく内容は古びておりません。そして、ここには主に食べ物に関するビジネス、特にレストランの経営についても多く言及がされていて、 『人はふところが暖かくなるとまず食べ物にお金を使うようになる』 という筆者の言葉が印象的でした。かつて、僕も『中国』と『食』に関係した仕事をしていた経緯がありましたので、その時期にこの文章に出会っていればと本当に悔やまれてなりません。

Posted by ブクログ

2011/07/25

中国ビジネスを実際に自分で手掛けていて成功している邱氏による最近の著作です。 高校生のころから名前だけは知っている人で、私が知っている中では「お金の大切さ」を説いた初めての人だと記憶しています。彼ならではの見方もあり、参考になる面もありました。 以下は気になったポイントで...

中国ビジネスを実際に自分で手掛けていて成功している邱氏による最近の著作です。 高校生のころから名前だけは知っている人で、私が知っている中では「お金の大切さ」を説いた初めての人だと記憶しています。彼ならではの見方もあり、参考になる面もありました。 以下は気になったポイントです。 ・税金の無駄遣いがなくならないのは、税金を集める部門と、税金を使う部門は分業になっていて、予算は自分たちのポケットから支払われるものではないから(p42) ・日本人はかつて「エコノミック・アニマル」と言われたが、実際は「グループ・アニマル」であり集団でないと安心して行動できない(p46) ・雲南省の農地は海抜500~3000メートルまであり、同じ季節に温度の違う農作物を植えることができる(p62) ・最近の中国では賃上げしても人が集まらない、労働集約的な分野ではコスト高に見舞われたうえに、ドル建ての商売をしていては、人民元の切り上げで採算が取れなくなるから(p96) ・自分の資力を超えて(借金をして)株取引をすると全財産を失う可能性があり、やってはいけないことである(p112) ・ナンピン買いをするのであれば、気長に何回にも分けてしたほうが有利な投資ができる(p129) ・外国に人を送るなら、付加価値の大きい産業分野でないと大きな成果は上げられない、なので農業移民は成果が無い(p143) ・農業生産で産をなすというよりは、人々の嗜好の変化をとらえて新しい食品の開拓に成功した人が財を成している(p144) ・中国で問題になるのは、共産党による一党独裁ではなくて、その出先官庁である地方政府の役人たちの官僚独裁システムの後進性である(p178) ・アメリカで景気後退が起きても、消費の後退はぜいたく品の売り上げに影響しても、メイドインチャイナのような安物には影響しない(p186) ・中国では昔は政府に楯突いたら九族まで皆殺しにあったが、現在はそうではない、暴動は皆殺しにされないことがわかったから頻発するようになった(p201) ・日本の株価が1000円から3.9万円にまで駆け上がり、為替レートが360円から80円まで上昇したのと比べても、中国の現状はまだ3合目程度(p212) ・石油採掘用のパイプとそのパーツ製造をしている「山東黒龍」は、シームレスパイプの着手を始めていた会社で、見学にいった会社(その他は山東羅欣)の一つ(p222) ・株は、もともと利回りがいくらになるかを予測して売り買いされたもの(p242) 2011/2/28作成

Posted by ブクログ

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