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夢は枯れ野をかけめぐる 中公文庫

西澤保彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2010/12/17
JAN 9784122054097

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夢は枯れ野をかけめぐる

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商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2016/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良かったです。世界観が。 西澤保彦初めて読みましたが、全く気負わずに文章を書く人ですね。変に洒落た言い回しとかほとんどなく、こちらも気が散ることもなく構えずに読めます。 同一の主人公の周囲で起こる短編集。 ライトミステリに分類されるのでしょうか、日常的な小さなミステリが仕込まれてますが、大きなテーマは「老い」とか「死」とかです。 主人公は早期退社して再就職先を探す48歳独身。生い立ちも不幸の部類に入るし、現在天涯孤独で、お先真っ暗なはずだけど、小説には不思議と絶望感がありません。 むしろ近所の人との何気ない会話とか、人との出会いなどもあって、心が温まります。 登場人物たちはそれぞれそれなりに不幸です。周囲に痴呆の老人も居るし、老人は死ぬし、彼らも歳を取ります。各短編も決してハッピーエンドではありません。 なのに、何故、こうも読後感が良いのか。 地味な小説ですし、傑作ではないかもしれないけど、ほっこりします。 人の繋がりっていいなと思えます。

Posted by ブクログ

2016/02/02

ミステリの印象が強かっただけに、こうした叙情的なオムニバスはまた違った側面が楽しめていい。それでも切れ味はミステリさながらだし、それでいて恋愛要素も強い。満足感のある一冊。

Posted by ブクログ

2014/12/14

身につまされるお話。失うものがある人生が怖い。しかし、失う事を覚悟しなければ何物も得られない。 どちらが良いのだろう。僕は前者になりそうだ。

Posted by ブクログ

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