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マリアの涙
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | マガジンハウス |
発売年月日 | 2010/12/16 |
JAN | 9784838722150 |
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
信仰を持つ人達の思考過程は、持たない私にはよくわからない。 信じるマリア様が無原罪か否かという点が信徒間の争いの素になるとか。マリア様のお告げを受けた信徒を、その内容が宗旨に沿わないからといって精神病扱いしたりとか。一途な信仰ってのは一歩間違えたら排他主義に逸れて行っちゃうんだな...
信仰を持つ人達の思考過程は、持たない私にはよくわからない。 信じるマリア様が無原罪か否かという点が信徒間の争いの素になるとか。マリア様のお告げを受けた信徒を、その内容が宗旨に沿わないからといって精神病扱いしたりとか。一途な信仰ってのは一歩間違えたら排他主義に逸れて行っちゃうんだな〜と感じた。 それだけに信仰を持ってる人は強いんだろうな、とも。 仏教もそうだけど、大元は一つなのにいくつもの宗派に分かれていくのは そこに人間の生臭い思惑が絡んでしまうからなんだろうか。 奇跡とかお告げとかは現実的な話ではないけど、読み物としては楽しめた。 ただのミステリーではなくて勉強になる。ほんの少しキリスト教についての知識も広がったかな。 2012年3月7日
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カトリックとプロテスタントの違いも分からない私です。しかも一度読んだだけではとても本作の奥深さには太刀打ちできません。再チャレンジ。
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装丁がとても綺麗だ。小説の舞台は、東京、京都、イタリア...。読んでいくと、古都の四季の移ろいや、バチカンの中世風の街並みが浮かんでくる。著者のそっと切なく心に染み込んでくる文章は、なんと美しいのかと思った。
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