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ボクシング・デイ 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/12/15 |
JAN | 9784062768160 |
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ボクシング・デイ
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商品レビュー
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10歳の日々の思い出。栞は「き」と「ち」の発音がうまくいかず、言葉を発することに苦手意識を持っていた。そんな栞が通うようになった「言葉の教室」。そこで佐山先生と過ごした時間は、栞にとってかけがえのないものとなっていた。 大きな事件は起こりません。でも小学4年生の子どもにとっては...
10歳の日々の思い出。栞は「き」と「ち」の発音がうまくいかず、言葉を発することに苦手意識を持っていた。そんな栞が通うようになった「言葉の教室」。そこで佐山先生と過ごした時間は、栞にとってかけがえのないものとなっていた。 大きな事件は起こりません。でも小学4年生の子どもにとっては、その時その時が大きな出来事の連続なのです。 校庭のセコイヤの木が伐採されるという噂、スイミーの広場から聞こえてくるという声、運動場で拾った光る石(隕石?)、集めた空き缶のプルタブ、セコイヤ伐採反対の署名、そしてクリスマスの次の日に佐山先生から受け取った想い。 いつでも佐山先生は話を聞いてくれた。さあ考えてごらんと栞に問いかけた、そんな佐山先生との思い出。 クリスマスに1日遅れてプレゼントを開ける日ボクシング・デイ。全ての人にプレゼントを開ける権利がある。全ての子どもにプレゼントを渡すため先生になった。 しあわせや不幸の感覚は人それぞれ。佐山先生にありがとうを伝えるために思い起こされた10歳の日々。佐山先生の想いは読み手にも受け渡される。 読み終えた時に、胸の奥にすとんと温かいものが納まっています。
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小学生の日常を淡々と綴っているが、すべての人が丁寧にことばを紡ぎだす。普通のひとの誰でもがすごした小学生時代のなにかしらの想いでに懐かしみを感じることと同じ感傷をさそう。何でもない終章に涙がこぼれる。あったかいよ。
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小学校4年生の、「ことばの教室」に通う女の子のお話。主人公の視点から先生のことや友達のこと、学校のことが描かれていて、なんだか優しい気持ちになる本。 2012/5/2
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