自分でできるカウンセリング 女性のためのメンタル・トレーニング
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1201-05-00

自分でできるカウンセリング 女性のためのメンタル・トレーニング

川喜田好恵【著】

追加する に追加する

自分でできるカウンセリング 女性のためのメンタル・トレーニング

定価 ¥1,760

110 定価より1,650円(93%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創元社
発売年月日 2010/12/06
JAN 9784422115047

自分でできるカウンセリング

¥110

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セルフカウンセリングにまつわる本を探していて出会った本です。 タイトルが「女性のための」とあり、全般的に扱っている内容が女性が抱えやすい問題についての内容でした。 社会における女性の立場や、家庭・育児と仕事の両立などに悩まれているかたやジェンダー問題・女性の社会参画などに興味のある方向けでしょうか。 自己啓発よりの内容であって、医療的な要素はないです。 タイトルが、何に焦点を当てているのかが分かりやすければ良いなと思いました。

Posted by ブクログ

2012/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 図書館の本棚で、カウンセリングという言葉に引かれて手に取った。1995年に出版された本の改訂版ということだが、心の中とその表現についてとても分かりやすく書かれている。 女性が陥りやすい思考パターンを、「不安」をキーワードに読み解き、そこから抜け出す為の、方法や考え方を具体的に提示している。 難しい心理の学説や論文などにはない、いたって具体的な実例を基にした話し振りは、分かりやすく納得できる。  著者は長年ドメスティックバイオレンスに苦しむ女性達のサポートを長くされてきたという経歴も説得力がある。  あとがきに書かれていた「水平の暴力」という言葉が心に残った。抑圧者と被抑圧者、支配者と従属者と言う上下関係がある社会で、抑圧されている側の人間同士でふるまわれる、様々な心理的な暴力を意味する。長く男性の支配構造が続いてきた社会の中で、女性同志が競わされ、自分や相手を傷つける構造は今日でも残っている。  「おんなだから」と自らの行動に枠をはめ、「おんなのくせに」と言う言葉で相手の行動を非難する。この構造から抜け出すには、自分を信じて、自分の中から湧き出てくる力で自分を支え、コントロールすることしかありません。そして、失敗や非難も自らのものとして受け入れる強さも必要です。  そういうコントロールを自らの中に見いだしたいと考えている方に、お勧めです。

Posted by ブクログ