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プロタゴラス あるソフィストとの対話 光文社古典新訳文庫
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プロタゴラス あるソフィストとの対話 光文社古典新訳文庫

プラトン【著】, 中澤務【訳】

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プロタゴラス あるソフィストとの対話 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/12/08
JAN 9784334752217

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プロタゴラス

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商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2024/06/02

人間としてのよさ(アレテー)は教えることができるのか? アレテーとは何なのか? 最高の頭脳を持つソクラテスとプロタゴラスが論戦を行うが、最終的に答えは出ない。 勝手なイメージで、こういった古典作品は作者の主張を明確に読者に伝えるものだと思っていたがそれを裏切られる作品だった。 読...

人間としてのよさ(アレテー)は教えることができるのか? アレテーとは何なのか? 最高の頭脳を持つソクラテスとプロタゴラスが論戦を行うが、最終的に答えは出ない。 勝手なイメージで、こういった古典作品は作者の主張を明確に読者に伝えるものだと思っていたがそれを裏切られる作品だった。 読後、頭はモヤモヤしたままだが、それを考え続けることが哲学なのだというプラトンからのメッセージなのだろう。

Posted by ブクログ

2024/05/03

おもしろかったなあ これが紀元前の作品だなんて…今読んでも色褪せないし、対話形式だから私たちの疑問も拾いながら連れて行ってもらってる感覚になる 考えることについて、その方法を物語形式で教えてくれている 中高生ぐらいのときに出会えていたらなあと思わずにはいられない ソクラテスが処...

おもしろかったなあ これが紀元前の作品だなんて…今読んでも色褪せないし、対話形式だから私たちの疑問も拾いながら連れて行ってもらってる感覚になる 考えることについて、その方法を物語形式で教えてくれている 中高生ぐらいのときに出会えていたらなあと思わずにはいられない ソクラテスが処刑で死んだ理由は何となく分かるような気がする…これは本当にうまくやらないと、色んな人の反感を買いそう…

Posted by ブクログ

2023/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソフィストのプロタゴラスと対話する若きソクラテスという設定で、「徳は教えられるのか」「正義や節度・敬虔や勇気などは一つの徳(アレテー)なのか、それとも一つの徳の一部分なのか」という二つの話題が中心になっている対話篇。 プラトンは「ソクラテスの弁明」しかまだ読んだことがないから分からないけど、若いソクラテスという設定ゆえなのか?ソクラテスが優位に対話を進めるという感じではない。 前半ではプロタゴラスの方が周りの支持も得ているし、説得力を感じる。ソクラテスは長い話は苦手だと言って話を逸らすが、そのあと詩の解釈でさらに長い話を自分でするのはどうなんだ(笑)。後半もソクラテスのやり方は揚げ足取りのように感じられて、あまりスマートとは思えなかった。「反対のものは一つしかない」などの前提がそもそもおかしいというか、プロタゴラスを罠にはめるための装置としか思えなかったからだ。 結局最後にはお互い主張があべこべになってしまい、もう一度議論をやり直したいが時間切れ、というところで終わってしまう。読者がこの対話を続けてくれ、ということなのだろう。私は前述のような理由でこの議論自体にもあまり魅力は感じられなかったので、あまり気乗りはしないけれど。もうちょっと別の作品を読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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