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正岡子規 言葉と生きる 岩波新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/12/17 |
JAN | 9784004312833 |
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正岡子規
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
「正岡子規 言葉と生きる」坪内稔典著、岩波新書、2010.12.17 212p ¥756 C0291 (2024.03.25読了)(2024.03.15借入)(2011.05.06/3刷) 正岡子規の書き残した文章を引用しながら子規の生涯をたどった本です。評伝みたいなものです。 ...
「正岡子規 言葉と生きる」坪内稔典著、岩波新書、2010.12.17 212p ¥756 C0291 (2024.03.25読了)(2024.03.15借入)(2011.05.06/3刷) 正岡子規の書き残した文章を引用しながら子規の生涯をたどった本です。評伝みたいなものです。 正岡子規は、1867年10月14日、愛媛県松山市に生れました。戸籍上の名前は、常規(つねのり)です。亡くなったのは、1902年9月19日ですので、35歳にもう少しというところでした。 1889年5月9日、血を吐いた。医者に行ったら、肺病と診断された。 【目次】 はじめに 第一章 少年時代 第二章 学生時代 第三章 記者時代 第四章 病床時代 第五章 仰臥時代 おわりに 正岡子規略年譜 ●俳句分類(11頁) 古今の俳句を四季、事物、表現の形式、句調などによって分類した ●蕪村と万葉集(130頁) 子規は俳句では与謝蕪村を、短歌では『万葉集』を発見したと言ってよい。つまり、それらを高く評価し、その価値を称賛したのである。 ●写生(145頁) 個人の感情に他者への通路を開くこと。それが俳句や短歌、そして写生文で子規が求めたことだった。 その他者へ開く方法の一つが写生であり、写生に伴う客観的な見方や表現法であった。 ●共に楽しむ(164頁) 子規の俳句は、そして短歌も文章もだが、自分が面白いと思ったことが、読者にも面白いと思ってもらえるものであった。いつも読者がいて、読者と共に楽しむのである。 ☆関連図書(既読) 「松蘿玉液」正岡子規著、岩波文庫、1984.02.16 「仰臥漫録」正岡子規著、岩波文庫、1927.07.10 「坂の上の雲(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1978.01.25 (アマゾンより) 幕末に生れた子規は明治という時代と共に成長する。彼は俳句・短歌・文章という三つの面で文学上の革新を起こし、後世に大きな影響を与えた。子規の言葉は新しくなろうとする近代日本の言葉でもあった。そのみずみずしい文章を紹介しながら、34年という短い人生を濃く生きぬいた子規の生涯を生きいきと描きだす。 (2024年3月28日・記)
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さすが稔典先生、子規への敬愛ぶりが伺えます。子規の言葉とともに、子規の歩いてきた道をたどるのですが、最後は分かっているのだけれどやはりちと悲しい。子規の晩年の随筆をもう一度開きたくなりました。
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正岡子規の誕生から死までを時系列に沿って辿っているが、通例の評伝スタイルではなく、それぞれエピソードを定めた小節(必ず冒頭に子規の文章の抜粋が掲げられる)が連続するコラム集のようになっている。内容はコンパクトだが、子規の性格や人間関係や文学論・芸術論が明快に織り込まれており、子...
正岡子規の誕生から死までを時系列に沿って辿っているが、通例の評伝スタイルではなく、それぞれエピソードを定めた小節(必ず冒頭に子規の文章の抜粋が掲げられる)が連続するコラム集のようになっている。内容はコンパクトだが、子規の性格や人間関係や文学論・芸術論が明快に織り込まれており、子規の簡便な入門書と言えよう。豆知識的なネタ本としても使えるのではないか(子規の現存する最も古い文章の1つは、小学校の課題作文として書かされた「婚約破棄の書簡文」であるなど)。
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