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デリダ論 『グラマトロジーについて』英訳版序文 平凡社ライブラリー524
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デリダ論 『グラマトロジーについて』英訳版序文 平凡社ライブラリー524

ガヤトリ・C.スピヴァク(著者), 田尻芳樹(著者)

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デリダ論 『グラマトロジーについて』英訳版序文 平凡社ライブラリー524

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2005/01/08
JAN 9784582765243

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2018/03/09

デリダをニーチェ、フロイト、ハイデガーとの影響関係で整理してまとめて解説してくれてます。デリダを読んでもちんぷんかんぷんの私ですが、この本を読んだときは、デリダのことがすこし理解できたような錯覚に陥れました。その後、グラマトロジーを読んで撃沈したんですな。ああ。(2014年9月1...

デリダをニーチェ、フロイト、ハイデガーとの影響関係で整理してまとめて解説してくれてます。デリダを読んでもちんぷんかんぷんの私ですが、この本を読んだときは、デリダのことがすこし理解できたような錯覚に陥れました。その後、グラマトロジーを読んで撃沈したんですな。ああ。(2014年9月19日読了)

Posted by ブクログ

2017/04/30

アメリカにおけるデリダ紹介者であるスピヴァクによる「グラマトロジーについて」英訳版への長大な訳者序文の日本語訳。 アメリカでのデリダ理解のきっかけになった論文として有名とのことなので、「アメリカ人に分かるなら、きっと自分にも分かるに違いない」と偏見的な意識をもって、読む。 ...

アメリカにおけるデリダ紹介者であるスピヴァクによる「グラマトロジーについて」英訳版への長大な訳者序文の日本語訳。 アメリカでのデリダ理解のきっかけになった論文として有名とのことなので、「アメリカ人に分かるなら、きっと自分にも分かるに違いない」と偏見的な意識をもって、読む。 が、全然、分からない。 というか、スピヴァクさん、全然、分からせようという気はないな。だって、多分、英訳の1冊目の「グラマトロジーについて」の序文で、その後に出版されたさまざまな本の議論を引っ張ってきながら、論じているわけだから。。。 でも、現在、読むと70年代半ばころまでのデリダの主要な議論を踏まえた話になっているわけで、むしろ今の時点ではそれはデメリットではないはず。 にもかかわらず、分からないのは、「そんなの知っているでしょ」的な前提が限りなく多いから。つまり、ニーチェ、フロイト、ハイデッカー、フッサール、レヴィ・ストロース、ラカンについて、少なくともその主要著作は読んでいることが前提となる。 ニーチェを読むハイデッカーを読むデリダを読むスピヴァクを読む翻訳者の田尻氏を読む「私」という「読むこと」の重層性ということなんですね。で、途中、知らない人がいると何がなんだかなわけですよ。 でも、わけが分からないなりに、ここでは、そうした「読み」の実践がなされているのだなー、テクストに絶対的な意味なんかないんだー、的な感覚は味わえた。 翻訳は、そういう「読み」の問題が一番はっきりと現われるところで、先ほどのニーチェの読みの話でいえば、ドイツ語からフランス語、英語、日本語とその議論は翻訳されながらなされているというわけだ。 そういう感じで、複雑な脱構築の実践的な難解な文章を3分の2くらい我慢して読んでいると、最後のほうで、「脱構築宣言」というか、なんとなく華やいだ高揚感がでてきて、面白かった。 という爽快感を味わうためにも、前半は耐えなければならないのか。 こういう訳の分からない文章を読んで、デリダ理解をするアメリカ人って、いるんだー、と感心したが、訳者あとがきによると、当初はこの序文は、専門家の間でも"unreadable"という評価だったらしい。納得。

Posted by ブクログ

2011/02/05

んー、新しい発見は特に無かったような気がする。 ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、フロイトというデリダの源泉となる思想家を解説していき、 デリダが何をもとに思考しようとしてきたのかを明らかにしようとする。 が、序論をヘーゲルの序論の時間論から行うのは、若干分かりにくさをもっている...

んー、新しい発見は特に無かったような気がする。 ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガー、フロイトというデリダの源泉となる思想家を解説していき、 デリダが何をもとに思考しようとしてきたのかを明らかにしようとする。 が、序論をヘーゲルの序論の時間論から行うのは、若干分かりにくさをもっている。 彼女が最後に『グラマトロジー』へ接続するための引用とか見ると、デリダを踏襲するように「言葉の戯れ」をしてみたりする。 『弔鐘』の読解とかやってるし、わりと近しい匂いをデリダに感じているのかもしれない。 新しい発見がないというのは、平凡さという意味でもあるんだけれども、 1976年の段階でこの序文を書いて、今読んでも遜色なく平凡だと感じさせるのは相当、当時すごかったんだろうと思った。

Posted by ブクログ

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