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時を巡る肖像 絵画修復士 御倉瞬介の推理 実業之日本社文庫
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時を巡る肖像 絵画修復士 御倉瞬介の推理 実業之日本社文庫

柄刀一【著】

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時を巡る肖像 絵画修復士 御倉瞬介の推理 実業之日本社文庫

定価 ¥712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2010/12/02
JAN 9784408550220

時を巡る肖像

¥220

商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2021/06/21

絵画をネタにしたミステリ連作。ミステリとして見た場合、トリックはどれもイマイチぐらい。けれど芸術に対する思索は深くて、トリックとの絡み合いもお見事。

Posted by ブクログ

2013/01/29

絵画の修復を職業とする、お父さんが主人公。 職業が職業なので、絵画…というか、材料? にまつわるミステリーかと 思いきや、関連はあるものの違いました。 短編になっているので、ひとつひとつがさくさくっと。 種明かしをされて納得はしますが、それに気が付く貴方がすごい。 題名、という...

絵画の修復を職業とする、お父さんが主人公。 職業が職業なので、絵画…というか、材料? にまつわるミステリーかと 思いきや、関連はあるものの違いました。 短編になっているので、ひとつひとつがさくさくっと。 種明かしをされて納得はしますが、それに気が付く貴方がすごい。 題名、というか題材になっている絵の解説も出てきますし もしかしたら知っている絵があるかも? 微妙に狂気じみている、と思ったのは2つ目。 止めさせる事は重要ですが、それに対して巻き込む対象が…。 止めない相手が悪いのか、止めさせられない自分が駄目なのか。 どちらにしろ、追いつめられると怖いです。 それよりも狂気具合が薄まるのは5つ目の話かと。 まぁこれだけ用意周到にしてしまえば、薄いとかいう問題でも ない気がしますけど。 そこまでして排除したいと思っていても、敵(?)は大多数ですし いつかやってしまう気がしますが、そういう問題ではないですね、本人。 4つ目の話には、1つ目の話に出てきた人が出てきてます。 再登場は彼だけ…かと。 しかし最初に、犯人として捕まった人、どうなったのでしょう?

Posted by ブクログ

2012/05/11

ちょっとあっさり。シリーズ2作目から読んだので順序が逆だったことも影響しているのかもしれないが美術解説的な謎解きよりも事件解決に重きがおかれているような。もちろんミステリなのでそこに間違いはないが犯人とトリックがちらちら見えるので物足りなさはあった。しかし、『ピカソの空白』や『モ...

ちょっとあっさり。シリーズ2作目から読んだので順序が逆だったことも影響しているのかもしれないが美術解説的な謎解きよりも事件解決に重きがおかれているような。もちろんミステリなのでそこに間違いはないが犯人とトリックがちらちら見えるので物足りなさはあった。しかし、『ピカソの空白』や『モネの赤い睡蓮』のような芸術家の業をクローズアップした話は物語として好きだ。ただやはりもう少し創作ではない実際に存在するほうの絵画の謎が絡んでほしかった。その点は現在文庫化を待ち望んでいるシリーズ3作目にまた期待したい。

Posted by ブクログ

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