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群青 日本海軍の礎を築いた男 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/12/02 |
JAN | 9784167801137 |
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群青
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幕府海軍の設立からその終焉まで立ち会った矢田堀景蔵の一生。 榎本武揚など名を残すのは戦争をした者ばかりだが、その逆を生きた男の物語。 西洋式航海の原則である海上衝突予防規則を出版。 「国にとって軍備とは、武士にとっての刀と同じだ。自分から攻撃するための道具ではない。ただ国の誇り...
幕府海軍の設立からその終焉まで立ち会った矢田堀景蔵の一生。 榎本武揚など名を残すのは戦争をした者ばかりだが、その逆を生きた男の物語。 西洋式航海の原則である海上衝突予防規則を出版。 「国にとって軍備とは、武士にとっての刀と同じだ。自分から攻撃するための道具ではない。ただ国の誇りを守るために、保持することに意義があるのだ。」
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名を残すという他者からの評価でなく、日本の国防のために戦わないことをかけて戦った人。廣田弘毅にせよ、鈴木寛太郎、米内光政、井上成美にせよ、後世から正しい行いをした人もその時代に評価されることは少ない。世の中とは常に白と黒が入り混じるが、群衆というのは常にわかりやすいことを望む。い...
名を残すという他者からの評価でなく、日本の国防のために戦わないことをかけて戦った人。廣田弘毅にせよ、鈴木寛太郎、米内光政、井上成美にせよ、後世から正しい行いをした人もその時代に評価されることは少ない。世の中とは常に白と黒が入り混じるが、群衆というのは常にわかりやすいことを望む。いつの世も矢田堀景蔵のように世に知られずも道をまっとうしようとする人がいてくれて、成り立っている。そのことを思い出させてくれる一冊。あと、日本海軍の創設を勝海舟以外の幕府側から描いた秀逸な一冊。 函館戦争さえ防げていたら後世からの評価も変わったろうに。勝てば官軍、歴史は勝者が作るか…
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歴史上知られた勝海舟や榎本武揚だけではなく主人公の矢田堀景蔵をはじめ、歴史に埋もれたたくさんの無名な人々の努力の上にいまの日本があることを実感する本です。 今よりずっと海外が遠くて危険だったころ、オランダやアメリカに渡った江戸時代の人々の努力に圧倒されるます。 また、幕末、武力を...
歴史上知られた勝海舟や榎本武揚だけではなく主人公の矢田堀景蔵をはじめ、歴史に埋もれたたくさんの無名な人々の努力の上にいまの日本があることを実感する本です。 今よりずっと海外が遠くて危険だったころ、オランダやアメリカに渡った江戸時代の人々の努力に圧倒されるます。 また、幕末、武力を背景にしたアメリカやイギリス、フランス、ロシアなどの外交に対して海軍力を持って必死に抗おうとするさまはいまの東アジアにも繋がると感じます。結局独自の武力を持たなくては国の独立は守れないという本質がこの本を読むと理解できるという意味でも日本人は必読の書です。最後に分かるタイトルの意味にも考えさせられます。日本はもっと教育にお金と時間と人を充てるべきです。
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