![文学者たちの大逆事件と韓国併合 平凡社新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001646/0016469903LL.jpg)
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
- 1226-36-01
文学者たちの大逆事件と韓国併合 平凡社新書
![文学者たちの大逆事件と韓国併合 平凡社新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001646/0016469903LL.jpg)
定価 ¥836
495円 定価より341円(40%)おトク
獲得ポイント4P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2010/11/15 |
JAN | 9784582855555 |
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-680-160.png)
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/21(金)~2/26(水)
- 書籍
- 新書
文学者たちの大逆事件と韓国併合
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
文学者たちの大逆事件と韓国併合
¥495
在庫あり
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
明治までは「日本という国家」の認識が人々にはなく、日清日露を経て「日本国民」という意識を生み出すために「日本人ならざるもの」を捏造して外敵とみなした、という視点においての大逆事件を取り扱っている。 佐藤春夫と与謝野鉄幹についてさわりつつも、森鴎外はスルーして夏目漱石と谷崎潤一郎の...
明治までは「日本という国家」の認識が人々にはなく、日清日露を経て「日本国民」という意識を生み出すために「日本人ならざるもの」を捏造して外敵とみなした、という視点においての大逆事件を取り扱っている。 佐藤春夫と与謝野鉄幹についてさわりつつも、森鴎外はスルーして夏目漱石と谷崎潤一郎の作品に落ちている影を拾っているのが目新しいところか。 タイトル通りの内容は一、二章で、その後は明治から昭和までの小説、および文壇から読み取れるホモソーシャルな関係性について、話の主軸が移っていった印象がある。
Posted by
文学者たちの大逆事件と韓国併合 (平凡社新書) (和書)2011年08月11日 14:38 高澤 秀次 平凡社 2010年11月16日 高澤秀次さんには朝日カルチャーセンターと長池講義でお目にかかったこともあり、この本の題名にも興味を覚えて手にとってみました。 なかなか興味...
文学者たちの大逆事件と韓国併合 (平凡社新書) (和書)2011年08月11日 14:38 高澤 秀次 平凡社 2010年11月16日 高澤秀次さんには朝日カルチャーセンターと長池講義でお目にかかったこともあり、この本の題名にも興味を覚えて手にとってみました。 なかなか興味深く、この主題なら新書ではなくて大書に書き上げても良かったとも思うけど、普及版として読みやすくこれでも良かったのかもしれない。 高澤さんの本で吉本隆明さんのことを書いた本を、朝日カルチャーセンターの講義後のサイン会と書籍販売で見かけたので、その本も読んでみようと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1910年、大逆事件と韓国併合、同時平行的に起こった内外の政治的事件― 大逆罪の法的根拠となったのは、実に事件の2年前に改訂された刑法第73条、 「天皇、太皇太后、皇太后、皇后、皇太子又ハ皇太孫ニ対シ危害ヲ加ヘ又ハ加ヘントシタル者ハ死刑ニ処ス」 であった、という符合。 また、朝鮮半島では、初代統監の伊藤博文がハルピンで安重根に暗殺されたのが前年の10月であった。 これらの血なまぐさい事件とは、まったく関わりないことのようだが、 この年、柳田国男の「遠野物語」が刊行された。 新たなる国学としての柳田民俗学、黎明の名著だが、 350部の自費出版からスタートしたこの初版本の扉には、 「此書を外国に在る人々に呈す」と記されていた。 「外国に在る人々」とは、日本人以外の外国人ではなく、海外にいる日本人のことである、というが、その真意は奈辺にあったか‥。 ともあれ、農政官僚でもあった柳田が「朝鮮」や「台湾」の植民地経営に、いかにコミットしたかについては、村井紀の「南東イデオロギーの発生―柳田国男と植民地主義」なる批判的考察がある、という。
Posted by