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中世の星の下で ちくま学芸文庫
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中世の星の下で ちくま学芸文庫

阿部謹也【著】

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中世の星の下で ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2010/11/10
JAN 9784480093417

中世の星の下で

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2023/09/25

読みやすさ ★★★★ 面白さ ★★★ ためになった度 ★★★ 中世の中でも、特に賎民史に詳しい阿部謹也氏の短文集。日本の中世賎民史との類似が興味深い。網野善彦氏が本書の解説文を書いていることも、日本と中世の類似性のひとつの象徴といえる。

Posted by ブクログ

2011/01/15

中世ヨーロッパの人々の暮らしを情感溢れる筆致で描く前段は、いわば究極の異文化体験といった趣。 中世ヨーロッパの世界は現代の我々から見れば剣と魔法のファンタジー世界そのものだが、考えてみれば当たり前の話で、世界を秩序づける説明の体系が、現代とは全く異なっていたということ。 後段は...

中世ヨーロッパの人々の暮らしを情感溢れる筆致で描く前段は、いわば究極の異文化体験といった趣。 中世ヨーロッパの世界は現代の我々から見れば剣と魔法のファンタジー世界そのものだが、考えてみれば当たり前の話で、世界を秩序づける説明の体系が、現代とは全く異なっていたということ。 後段は中世を離れ、歴史学とは何かが論じられるが、中でも、自由な市民が結成した、諸”協会”についての考察が印象に残った。 ”協会”は中世の兄弟会やギルドの系譜に連なるということだから、このような”結社”はヨーロッパの市民にとっては由緒正しく、また自明のものだったのだろう。 だとすると、日本国憲法においてはやや唐突に感じられるが、”結社の自由”が基本的人権のデファクトスタンダードとされている意味あいについて、何となく得心がいった。

Posted by ブクログ

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