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光と影の誘惑 創元推理文庫
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光と影の誘惑 創元推理文庫

貫井徳郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2010/11/12
JAN 9784488425043

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光と影の誘惑

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商品レビュー

3.2

22件のお客様レビュー

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2022/04/22

貫井ファンとしては、この話はどんな方法で読者を裏切ってくれるのだろう?と期待を上げて読み始める。圧倒的な人の心を描ききる筆力に引き込まれるあまり、忘れた頃にいきおい裏切られる。

Posted by ブクログ

2022/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Kindle Unlimited(12冊目) 表題作「光と影の誘惑」 良くできた作品。章に記号があるので、そこがトリックなんだろうなーとは気づくけど、それが分かってから読み返して、なんていうか、すごく丁寧に書いてると思う。 (ストーリー:競馬場で西村と知り合い仲良くなった小林は、銀行員である西村に現金輸送車を襲う計画を持ちかける。生まれる前に父を亡くし、母子家庭で育った小林は、金を取り戻すことが人生の目標だった。その金とは…) 「二十四羽の目撃者」 これはお遊び感が強いかなー。 割と犯人、想像がつくし。 「長く孤独な誘拐」 意外な犯人、とかもう少し丁寧に書き込めば、長編とかにできる作品かも。そんな感じのトライアルに見える。ただ、ラストが…救いがない…。子どもは戻ってきてあげて欲しかったよね…。 「我が母の教えたまいし歌」 これもトライアル感あるかな。留美子との関係とかもっと丁寧に書ける気がする。 入れ替わりのトリックはまぁ、お母さんがやたら若い、で気づいてしまう(実は老けて見えるのか、とか思ってしまう女性読者←)。 本当に殺されたのかなー、その辺ちゃんと書いて欲しい、知りたい。

Posted by ブクログ

2022/02/26

四作からなる短編集。 まず、「長く孤独な誘拐」にて出鼻をくじかれた。誘拐犯からの要求は「アル家族ノ息子ヲ誘拐セヨ」。息子を誘拐された側がとある家族の子供を攫う誘拐犯になる、そんな素敵過ぎるプロットに勢い良く食い付いた私は鼻息荒くしながら読み進めていた。のだが...、 むむ、確かに...

四作からなる短編集。 まず、「長く孤独な誘拐」にて出鼻をくじかれた。誘拐犯からの要求は「アル家族ノ息子ヲ誘拐セヨ」。息子を誘拐された側がとある家族の子供を攫う誘拐犯になる、そんな素敵過ぎるプロットに勢い良く食い付いた私は鼻息荒くしながら読み進めていた。のだが...、 むむ、確かにイヤミスで間違い無いのだが、これだとどの流れでも成立してしまう。伏線に期待するような作風では無い事を悟った初手だった。 続いて、「二十四羽の目撃者」 動物園での発砲事件、現場は実質密室状態。保険金殺人を上司が疑い現場に繰り出される事となる本作の主人公、探偵役となるミステリ好きの「おれ」がまさにペンギンの如くパタパタ動き回り、興味の赴くまま見当違いな推理を極悪面警察コンビに披露し怯える姿はとても愛狂おしくやはり前半は楽しい。 しかし、不意のアメリカン仕様はピストルを使う為の措置なのだろうが、言い回しや景色に違和感が大きく、私の拙い想像力では背景を補う事が出来なかった。最終的にはコナン君もびっくりなスーパー過ぎる閃きで強行突破だ。アクション映画ならスタンディングオベーション。 「光と影の誘惑」 タイトルにもなっている代表作。 ギャンブル依存の男二人が結託し、強盗を企てる。順調にセオリー通りの裏切りを経て、待ち構えているのは作者の仕掛けた巧妙な罠。だがしかし手法は今では使い古された定番物であり、驚きは少ない。更にそれを補強する為の細かい辻褄が絶妙に合わないので何だか心の居心地も悪い。昔の作品だから...でフォローされてしまうのは致し方ない気がしてきた折り返し地点の三作目だった。 「我が母の教えたまいし歌」 ここまで私的散々な結果にはなっていたがモチベーションは保たれている。 過去を振り返る皓ちゃん。父と母、そして姉の存在、んむ、複雑ではある。しかしこれを語る上に80ページは少な過ぎるし、収めるには登場人物が多過ぎた。みなみなの皓ちゃんとの繋がりにあまり重要性が無い。全体像が朧気ながら見えてきた頃には「伏線大丈夫か...」と、おろおろしたがなんのその、確か一作目にてその心配は無用だった事を思い出す。そもそも私が伏線だと勝手に盛り上がっているのが悪い。 勿論、終着にはそれなりの衝撃が仕掛けられているのだがなんかその...例えるなら...うん...静電気みたいな感じ...( ´•ω•` イテッ) ーーーーーーーーーーーーーー 散々ぶーぶー言ってはいるが、結末が私的に物足りなかっただけであって、どれも流石の演出だった。【誘拐・密室・強奪・告白】と、テーマが完全に私の癖にドンピシャして来る。これは罪だ。良い罪。実際どれも読み終えたからの文句であり、経緯はしっかり楽しんでいたもの。やれやれ、我ながら狡いと思う。 ペンギン系メンズの「おれ」の存在以外はALL曇天使用なので胃もたれに注意。「イヤミス」を求めるブラックな己が見え隠れした時、第二のデビル人格を沈めるお薬要員としてこの作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。あぁ、もっと刺激の強い処方をお求めであればいつでもご相談下さい...(含)

Posted by ブクログ

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