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魔法使いの弟子 ハヤカワ文庫FT
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1988/03/15 |
JAN | 9784150200305 |
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魔法使いの弟子
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
確かこの作品、映画化もされましたよね。 残念ながら見てはいませんが。 魔法こそ出てきますが よくあるファンタジー作品に出てくる魔法とは 一線を画しますし 実際には炸裂はされません。 つまりこの作品を読んで感じることは このような非現実な術は ただ同然で出来るわけではなく 必ず...
確かこの作品、映画化もされましたよね。 残念ながら見てはいませんが。 魔法こそ出てきますが よくあるファンタジー作品に出てくる魔法とは 一線を画しますし 実際には炸裂はされません。 つまりこの作品を読んで感じることは このような非現実な術は ただ同然で出来るわけではなく 必ず何らかの対価を支払わねばならぬということ。 そのためにラモンは 自らの大事なものを「担保」に するわけで… 他のファンタジーとは毛色が違いますので 読む際には注意。
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4/26 読了。 ダンセイニの本領は短編だと思っていたけど長編もいいな。びっくり箱的なギミックとしての魔法ではなく、魔法が存在する"世界"を描き出す美しい文章。荒俣宏の訳文が素晴らしい。 影を生み出す"物体"であることを重要視する主人公ラモ...
4/26 読了。 ダンセイニの本領は短編だと思っていたけど長編もいいな。びっくり箱的なギミックとしての魔法ではなく、魔法が存在する"世界"を描き出す美しい文章。荒俣宏の訳文が素晴らしい。 影を生み出す"物体"であることを重要視する主人公ラモン・アロンソ及び城の人びとと、物体を軽んじ精神の世界に遊ぶ魔法使いの二項対立。「すべての根源は一つ」と説く魔法使いにとって金は無価値なものだが、地に足をつけて生きるラモン・アロンソたちにとっては必要なものだ。影=物体なんて無価値だと言い切れないのは、アネモネが語る影の思い出のせいだろう。このシーンの美しさが全編を通して1番印象に残っている。もちろん、魔法使いの寂しくも美しいラストシーンも甲乙つけがたいけど。
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荒俣氏だったのですね、訳。私内的にファンタジー=『魔法使いの弟子』というくらい、ファンタジーを読む楽しみ、異質な世界とこちらの世界のあわい、を童話めいた道具だてで、はっきりとそこに出現させ、みせてくれる本。漠然とピレネーという境界を、そしてそこで分断された近代と中世という時間と土...
荒俣氏だったのですね、訳。私内的にファンタジー=『魔法使いの弟子』というくらい、ファンタジーを読む楽しみ、異質な世界とこちらの世界のあわい、を童話めいた道具だてで、はっきりとそこに出現させ、みせてくれる本。漠然とピレネーという境界を、そしてそこで分断された近代と中世という時間と土地を、閉じた扉とともに想像してみる。ファンタジーってやはり世界を取り戻すことだと思う。
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