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アガタ/声 光文社古典新訳文庫
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アガタ/声 光文社古典新訳文庫

マルグリットデュラス, ジャンコクトー【著】, 渡辺守章【訳】

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アガタ/声 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2010/11/10
JAN 9784334752187

アガタ/声

¥660

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2020/11/19

『アガタ』はお互いに性愛を抱いている兄と妹が過去の思い出を互いに語り合う話し。 打ちのめされたような優しさをもって語り合うという序文が印象的。 『声』は女性が殺人のあったような部屋の中で電話向こうの男性と別れ話をする独白。女優は絶えず血を流し次第に血を失っていく、足を引きずる獣の...

『アガタ』はお互いに性愛を抱いている兄と妹が過去の思い出を互いに語り合う話し。 打ちのめされたような優しさをもって語り合うという序文が印象的。 『声』は女性が殺人のあったような部屋の中で電話向こうの男性と別れ話をする独白。女優は絶えず血を流し次第に血を失っていく、足を引きずる獣のように、最後は血の充満した部屋の中で芝居が終わると、鮮烈なイメージが的確。評価されるだけあるという印象。実際に芝居を見ればより素晴らしい感動が得られるだろう。

Posted by ブクログ

2017/08/17

言葉で語る,言葉が語る。 「アガタ」は近親相姦の話らしい。あまりよくわからなくて解説を読んでもふーんとしか。 「声」は電話の独白。別れ話をしている。途中混線したり,通じなかったり,なんとなく演じている女優さんが見えるような気持ちになった。こちらは解説を読んで,なんとなく詳細が...

言葉で語る,言葉が語る。 「アガタ」は近親相姦の話らしい。あまりよくわからなくて解説を読んでもふーんとしか。 「声」は電話の独白。別れ話をしている。途中混線したり,通じなかったり,なんとなく演じている女優さんが見えるような気持ちになった。こちらは解説を読んで,なんとなく詳細がわかった。面白い。

Posted by ブクログ

2016/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〝アガタ〟という名の少女と、その兄との関係性の遍歴。あの夏の日。繰り返し離れようと、けして離れられなかった二人のお話し。 自分を捨てて新しい女ともうすぐ結婚する男に、最後の電話を掛ける。一人芝居。そして電話の切れた後。 戯曲を読むのは初めてだと思う。イメージの奔走を追いかけるような、感覚の背びれに捕まってすごい速度で読み切った本。 これを下敷きにお話しを書くのも楽しそう。

Posted by ブクログ

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