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闇の支配者たちが仕掛けたドル崩壊の真実
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闇の支配者たちが仕掛けたドル崩壊の真実

ベンジャミンフルフォード【著】

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闇の支配者たちが仕掛けたドル崩壊の真実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社
発売年月日 2010/11/01
JAN 9784413037747

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2022/04/03

昨年(令和3年)のゴールデンウィーク頃に読み終えた本です、この本の著者のベンジャミン氏の本は私が社会人になった30年以上前からお世話になっています。息の長い方ですね。 彼は独特な取材ルートをお持ちのようで、彼の本に書かれている情報は普通にテレビや新聞を読んでいるだけではお目にか...

昨年(令和3年)のゴールデンウィーク頃に読み終えた本です、この本の著者のベンジャミン氏の本は私が社会人になった30年以上前からお世話になっています。息の長い方ですね。 彼は独特な取材ルートをお持ちのようで、彼の本に書かれている情報は普通にテレビや新聞を読んでいるだけではお目にかかることはできません。今まで何十冊も本を書いてきているのでわざわざ嘘をつく必要もないと思いますので、私としてはこの本に書かれていることは「一つの見方」として受け入れることにしています。 私が生まれた頃には既にドルは世界の基軸通貨の地位をポンドから獲得して確立していますが、これも未来永劫保つことは不可能であるとは過去の歴史を学ぶと理解できます。ドルの後に基軸通貨となるのは何なのかは現時点では分かりませんが、私の生きている間にはその交代劇を見ることができるかも知れません。 これが起きてしまうと私の生活にも影響を及ぼすことは確実に予想されますが、社会人生活も残り少なくなった今、様々な情報を得て、その上で自分の生活をどのように計画すべきかを考えさせられる良い機会となりました。 以下は気になったポイントです。 ・今回FRBが再開した量的緩和策の内容は、3月末までに銀行から買い取った不良債権(不動産担保債券、ジャンク債)が満期を迎え、現金に償還された時にその資金で新たに長期の米国債を買うというもの、その額は1.3兆ドル。表向きは、2008年からの量的緩和策によってFRBの借金が増えすぎたので、新たなドルを発行するのではなく、償還金を使って量的緩和を再開するためとされている(p22)こうした量的緩和策と政府による財政支出の拡大、ゼロ金利政策の継続とFRBによる米国債の買取、全てが同時に行われるのはアメリカ史上初めて、ゼロ金利下でドルを大量に発行するのは極めて異常な政策である(p23) ・アメリカの借金の総計は2010年8月の時点で207兆ドルに膨らんでいる、世界全体のGDPが年間60超ドルであることを考えるまでもなく、アメリカが未来のいつかの時点で債務を返済する可能性はゼロに等しい(p27) ・税金という真水からだけではとても借金の穴埋めができないアメリカは米国債を刷り続けてFRBか借金し続けるしか道はない(p30) ・2010年9月、バーゼル銀行監督委員会は金融危機の再防止策として銀行の実質自己資本率を7%にするとした、つまり7%だけ残しておけば後は自由に商売して良いということ。以前は2%であった(p34) ・仮にこのままドルが下がり続けたら、どうなるか10%下がれば日本の保有する国債の価値は6兆円減少する。(p43) ・アメリカの中流層はこの20年、住宅を資産の源として子供の教育費を作りファイナンスしてきた、住宅保有が難しくなっている現状は、築き上げられてきたアメリカンライフスタイルの終焉を意味している(p53) ・2009年の貧困率(4人家族の年収が2万1954ドル以下)は、14.3%となり、米国人の7人に1人が貧困状態にある(p62) ・アメリカをリセットするための大統領バラクオバマは、初代ワシントンからレーガンまでの約200年間で作った財政赤字の総額よりも多くの赤字を19ヶ月間で積み上げた(p65) ・2010年に入ると風向きが変わり、2月11日160億ドル相当の30年物の米国債の入札を実施したが、外国勢からの買いが激減した、平均で43%占めていたものが、28%にまで落ちた。FRB の買取は5%程度から24%となった(p83) ・ドルとアメロの交換ルートは2ドル=1アメロとされることが既に決まっているとのこと、単純計算して、アメリカの借金が2分の1になる。中国だけは特別なレートでドルとアメロを交換できる優遇処置が受けられる、さらに承認代わりに大量のゴールドを受け取る約束になっている(p126) 2022年4月3日作成

Posted by ブクログ

2010/11/04

ユーロ崩壊、誘導された円高。その先に待ち受けるシナリオとは。アメリカや中国の表と裏にスポットを当ててきた著者が、崩壊の進むアメリカの現状とともに、ヨーロッパで渦巻く闇の支配者たちの計画をあらわにする。

Posted by ブクログ

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