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ぼくの、マシン(S) ゼロ年代日本SFベスト集成 創元SF文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2010/10/29 |
JAN | 9784488738013 |
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ぼくの、マシン(S)
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商品レビュー
3.9
32件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
あまりグッとくる作品がなかった。 「大風呂敷と蜘蛛の糸」★★★☆☆ - 榎木沙絵:大学生。宇宙まで飛ぶ方法をコンテストに応募し、自身がパイロットとして飛ぶ。 - 良かったけど、話が途中で終わったかのような物足りなさあり。 「幸せになる箱庭」★★★☆☆ - 木星で発見した地球外知性体による建造物ビーズ(その1つが噴水と呼ばれるもの)。その噴水を使って、クインビーを追いある惑星へ、そこでクインビーと接触。 - トランザウトという仮想状態で人類を操るクインビー。あらゆる生命体をトランザウト状態にして、仮想世界で暮らさせて、その様子を見て楽しんでいたクインビー。 - 前振りが長くてちょっと飽きてたけど、後半クインビーと接触してからは面白い。マトリックスの人類を飼う機械みたいな世界観だった。 「鉄仮面をめぐる論議」★★☆☆☆ - マイロー・スタースクレイパー:鉄仮面をかぶって鎧を着ている。触れたものすべてが結晶化されて固まってしまう。 - 虚空牙:地球外の敵。 - ラノベシリーズのスピンオフ作品。 「嘔吐した宇宙飛行士」★★☆☆☆ - ジョーク系SF。既読。 「五人姉妹」★★☆☆☆ - 臓器提供のために作られた4人のクローン達とオリジナルが大人になって順に面会する形式。 - 暗い、ディストピア系SF。 「魚舟・獣舟」★★☆☆☆ - 既読 「A」★★★☆☆ - 50年前のアイドルAの頭と、美しい少女の死体Bを接続し、新たなアイドルを誕生させる。 「ラギッド・ガール」★★★☆☆ - サイバーパンク系であり、百合ものでもある。 - 私(アンナ・カスキ) - 阿形渓(あがたけい):醜い姿をしたカリスマアーティスト。ラギッド・ガールをリリース - ドラホーシュ教授 - ネイオミ:医師 「Yedo」★★☆☆☆ - ジョークSF。既読。 「ぼくの、マシン」★★★☆☆ - 深井大尉が幼少期に自分だけのパーソナルコンピュータを奪われた話を、回想しながら、カウンセラーに聞かせる形態。 - PCはすべてネットワークに強制的に繋がれ、国に管理されてる設定。子どもながら作OSを開発し、自分だけのものにしようとしたところで逮捕され、奪われる。 - 長編シリーズからのスピンオフとのことで、何の話か一部わからないのは残念。
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どれも傑作だと思いますが、野尻と円城のテイストが好みです。ラギッド・ガールはちょっと最後がきつい。 収録作品一覧 大風呂敷と蜘蛛の糸(野尻抱介)/幸せになる箱庭(小川一水)/鉄仮面をめぐる論議(上遠野浩平)/嘔吐した宇宙飛行士(田中啓文)/五人姉妹(菅浩江)/魚舟・獣舟(上田早...
どれも傑作だと思いますが、野尻と円城のテイストが好みです。ラギッド・ガールはちょっと最後がきつい。 収録作品一覧 大風呂敷と蜘蛛の糸(野尻抱介)/幸せになる箱庭(小川一水)/鉄仮面をめぐる論議(上遠野浩平)/嘔吐した宇宙飛行士(田中啓文)/五人姉妹(菅浩江)/魚舟・獣舟(上田早夕里)/A(桜庭一樹)/ラギッド・ガール(飛浩隆)/Yedo(円城塔)/A.T.D Automatic Death ■ EPISODE:0 NO DISTANCE,BUT INTERFACE(伊藤計劃/新間大悟)/ぼくの、マシン(神林長平)
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同じようなSF選集がしかも同じ名前のひとから出ているが この本はゼロ年代すなわち2000年から2009年くらいまでの 日本SFから他と重複しないよう しかし作者個人短編集に衆力されているかはあまり重視せず選んだものらしい 『大風呂敷と蜘蛛の糸』野尻抱介 ★*4 再読 理想の...
同じようなSF選集がしかも同じ名前のひとから出ているが この本はゼロ年代すなわち2000年から2009年くらいまでの 日本SFから他と重複しないよう しかし作者個人短編集に衆力されているかはあまり重視せず選んだものらしい 『大風呂敷と蜘蛛の糸』野尻抱介 ★*4 再読 理想の夢想たる理系学府なふいんきの作品 題材が独特で良いけれどキャラクタ描写が好きになれない 『クレギオン』のようなのは好きなのだが 『幸せになる箱庭』小川一水 ★*4 再読 こういう宇宙で未来の涯みたいな作品をたくさん書かせたら 小松左京以上にこの作者はすごい そこには本当に感心するが そろそろ飽きた 『鉄仮面をめぐる論議』上遠野浩平 ★*4 初読 『ブギーポップ』も『ナイトウォッチ』もぴんとこなかったが この作品でようやくなるほどと思う こういう持ち味かと思った が上の2シリーズともそれを活かしている作品ではないとも思う 古橋秀之とかと同じ位置づけと思う内心 『嘔吐した宇宙飛行士』田中啓文 ★*4 再読 選者のひとはこの作者の作品が好きらしい 広義のSFというかこの作品がSFならなんでもSFだと思うが 他にありそうでなく内容にも文句ないので文句はない 落ちは好みの問題か 『五人姉妹』菅浩江 ★*4 初読 この作者の作品はもう岡崎二郎絵でしか再生されないな 『博物館惑星』より簡潔にまとまっていて良いと思うけれど まだ無駄 野尻抱介や小川一水作品と同じく登場人物のキャラクタ描写がライトノベル風でつらいあまい違和感 けれどそこがこの作者の個性なのだろう仕方ない 『魚舟・獣舟』上田早夕里 ★*4 再読 こちらは星野之宣絵な感じ 前半の緊張感は良いが後半がやや惜しい感 初読時はそれでも舞台設定の情景すごさが際立ったが 再読するとやはりそのあたりうすれるかんじ 一読する価値ある作品には違いない 『A』桜庭一樹 ★*2 初読 この選集のなかで唯一納得いかない どこが優れているのかさっぱりわからん アイドルという題材解釈もあいまいなげっぱなし 作者らしい少女向けというか女子向け作品の味はいつものようにあるが そのふいんきしかない 『ラキッド・ガール』飛浩隆 ★*5 初読 この作品だけだとテッド・チャン作品だと言って 通りそうな題材のようにも思える こういうのがここのところのSFらしいSFであるかもしれない この選集を代表するにふさわしい作品 『Yedo』円城塔 - 初読 読めません この作者の大概の作品には読み下すための注釈解説が 本文の倍以上必要ではなかろうか 『A.T.D Automatic Death■ EPISODE: NO DISTANCE,BUT INTERFACE』伊藤計劃+新間大悟 初読 小説でなくマンガ この短さでは面白いのかどうかわからない この短さで本棚に永く飾っておく価値があるかといったらない 作者名でそこに加え得るものもない 『ぼくの、マシン』神林長平 ★*5 初読 小説にせよ何にせよ短くて少なくて だからそこにかかる思い入れの量が比較小でも それを所持しておきたいと思わせるというのは とどのつまり好みの問題 技術とか題材とか出来ばえとかいろいろあっても それを読んでみて味わって好きかによる この作品はこの年代の日本の傑作短編SFを代表するのか といったら違うが SFを読むなら極上一品と置いて置かずいられぬ味 総じて『A』がすごく『五人姉妹』がやや落ち 『嘔吐した宇宙飛行士』がいる場所間違えていて マンガのと円城塔作品が判断不明だが 他はベスト選集として妥当なものという感
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