ハリー・ポッターと死の秘宝(下)

J.K.ローリング(著者), 松岡佑子(著者)

• 販売会社／発売会社: 静山社
• 発売年月日: 2008/07/01
• JAN: 9784915512650

商品レビュー

2018/06/30

180630＊読了
ついに！読み終わりました…。最後は感動で何度も鳥肌が立ちました。

最後の戦いは悲しみ、そして愛と勇気の戦いでした。
それにしても重要な人が死にすぎ！！児童書でこんなに人を殺す？ってぐらい衝撃的な死が多かったです。
幼いテディを残してルーピンとトンクスが去ってしまったこと、冗談を言ったのがフレッドの最期になったこと。
そして、スネイプーーーー！
ダンブルドアを殺した時、わたしは彼がヴォルデモート側ではないと信じたかった。そして実際、彼は究極の切ない愛を貫いて死んでいきました…。最期のセリフがまた辛い。

ハリーが死ななければならないと知った時は、え！？主人公死んじゃうの？！と焦りましたが、奇跡の復活。さすが！
実は、シリウスファンのわたし。最後まで、シリウスの復活を期待してたんですね。
でも、死者となって現れてしまったところでやっと諦めがつきました。笑
ベールの向こうに消えたまま遺体が戻ってこないのはなんで？？ベールにはどんな意味があったの？と、そこが謎のままでモヤモヤします。

ヴォルデモートとの戦いは杖の伏線が見事でした。
最終巻ということで伏線回収が絶妙。そういうことだったのか！と感心する思いでした。

最終章は平和そのもの。やっと幸せが訪れて、本当によかった…。
この幸せと物語の余韻に浸りたいので、呪いの子を読むのはしばらく後にしようと思います。笑