トコトンやさしい切削加工の本 B&Tブックス今日からモノ知りシリーズ

海野邦昭【著】

• 販売会社／発売会社: 日刊工業新聞社
• 発売年月日: 2010/10/25
• JAN: 9784526065392

商品レビュー

2024/02/03

・1500年にダ・ヴィンチは足踏み旋盤のスケッチ
・1775年、英国ウィルキンソンの中ぐり盤
・金型があればプレス加工、ブロー加工、絞り加工ができる
・金型を作るにはバイト（刃物）のすくい角が必要。せん断角が大きいと切れ味が良い。
・切るは戻せる。削るは戻せない。切りくずが変形するかどうか。
・切削による摩耗は、v-t線図でわかる
・工具を強くするためには、より硬度の高い金具が必要。高温、高圧での切削加工に耐えるもの。タングステンハイス、モリブデンハイス。サーメットはセラミックメタル。鋳鉄に使う。焼結体工具は１３００℃まで耐えるCBNでつくる。
・切削油剤を使って切れ味アップと、寿命を延ばす。切れ味アップは不水溶性、冷却アップは水溶性の油剤。
・切削現場は切りくずが飛んでくる、オイルミストなどが、発生する、健康障害がある。
・切削油剤は管理をちゃんとする。
・旋盤。工作物を回して加工する。チャックで工作物を挟み込む。外形を円形に整える。
・ボール盤。ドリルで穴を開ける。バイスで挟み込む。
・フライス盤。円筒の外周面に刃物。正面フライス、エンドミル。マシンバイスで固定。旋盤もボール盤もできる。
・技能検定。
・NC工作機械は数値管理。座標で制御。NCフライス盤。
・マシニングセンタは工具の交換機能もある。
・フライス盤から進化したNC工作機械はもうローテク。マシニングセンタなどによる、CADの扱いで3次元的な指示が出せないといけない。

2013/07/19

切削加工業の企業さんと関わる機会があり、
下調べも兼ねて読破。

どちらかというと作業者用の読み物だけど、
切削加工全般について簡単にまとめられているので、
素人でもサクサク読める。