![灰 百年文庫35](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001645/0016455142LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1220-01-08
灰 百年文庫35
![灰 百年文庫35](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001645/0016455142LL.jpg)
定価 ¥825
550円 定価より275円(33%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2010/10/01 |
JAN | 9784591119174 |
- 書籍
- 書籍
灰
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
灰
¥550
在庫なし
商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
真ん中のを除けば灰っぽくない? 中島敦『かめれおん日記』 どこまでも内省的。点描的な感じが読んだことのある他の作品を思い出させる。タイトルになっているがカメレオンがいなくても問題なさそう 石川淳『明月珠』 自転車の稽古を描いたのは漱石の倫敦日記でも最近読んだか。こちらは空襲で...
真ん中のを除けば灰っぽくない? 中島敦『かめれおん日記』 どこまでも内省的。点描的な感じが読んだことのある他の作品を思い出させる。タイトルになっているがカメレオンがいなくても問題なさそう 石川淳『明月珠』 自転車の稽古を描いたのは漱石の倫敦日記でも最近読んだか。こちらは空襲でオチがつく 島尾敏雄『アスファルトと蜘蛛の子ら』 裏表紙によると「敗戦の日の出来事をリアルな生命感覚で描いた」とのこと。むしろ夢の中のような印象を受けた
Posted by
“灰” この一文字からの物語は、読前に想像し難い。 中島敦『かめれおん日記』 石川淳『明月珠』 島尾敏雄『アスファルトと蜘蛛の子ら』 元々、中島敦が読みたくて手に取った本。 カメレオンとともに暮らしながら、ひとり苦しみ悶える。 自己矛盾と困惑、不安と焦燥……。 全てを「灰色...
“灰” この一文字からの物語は、読前に想像し難い。 中島敦『かめれおん日記』 石川淳『明月珠』 島尾敏雄『アスファルトと蜘蛛の子ら』 元々、中島敦が読みたくて手に取った本。 カメレオンとともに暮らしながら、ひとり苦しみ悶える。 自己矛盾と困惑、不安と焦燥……。 全てを「灰色の概念」としてしまう、精神を切り刻む自傷行為のよう。 一方で、職場の人たちや町の様子を観察していく様子には、客観的描写のなかにどこか温かさがある。……そして、日々淡々と過ぎていく。 いいでしょう〜?中島敦。 あとの二篇は戦火の後の「灰」、読後の印象はそれぞれ異なる。
Posted by
かめれおん日記は何度目かの再読だが、読むたびに発見がある。スピノザが引用されていたとか完全に忘れていた。 石川淳は永井荷風との関わり(とも言えないか)を戦災と重ねて振り返る。 島尾敏雄は戦争末期の体験を命の際から見つめる。 53/100
Posted by