シュークリームは覗いている お菓子探偵ハンナ・スウェンソン ヴィレッジブックス

ジョアンフルーク【著】, 上條ひろみ【訳】

• 販売会社／発売会社: ヴィレッジブックス
• 発売年月日: 2010/10/20
• JAN: 9784863322790

商品レビュー

2023/03/02

母の出版記念パーティのドレスのため、ダイエットに励むハンナ、睡眠時間もメンタルも削られまくっているのに、頑張り抜きました！ダイエットも事件解決も！お疲れ様！
シュークリームの中身のバリエーション、「プディング」もありなんですね。

2022/02/18

図書館で。
若くて綺麗で男受けする女の子は大体性格が悪い、というのはフィクションの法則なんだろうか。でもいくら性格が悪くても殺しても良いってことにはならないとは思いますけどね。それよりも花を持ってきた人に対して酷い言葉をかけた彼女も酷いけど、その場に居て誰もフォローもせず、咎めもしなかった男達も罪は重いと思うのですが…。それにしてもその後彼女が殺害されたという事は、主役を一人残してみんな先に帰ったのかなぁ？それもなんとなく薄情というような気が…

それにしてもこの巻を読むとノーマンルートに入った感がありますが。最初からノーマンの方が私は気に入ってましたが、なぜここまでマイクを引っ張っているのかちょっと考えてみました。人柄・職業・性格すべてにおいて安全パイだけど恋愛的に惹かれないノーマンと、ハンサムでセクシー(笑)で、腕っぷしの強い疑似ヒーロータイプのマイク。モテない・若くもない・スタイルもよくない・取り立てて美人でもないハンナに取っては、他の女性が羨むような相手＝マイクだから彼のことを諦めきれないのかなぁ。反対にマイクがハンナとデートしている理由は明らかにセックスアピールからでは無いというのがよくわかるんですけどね。彼が好きなタイプはロニとか殺されちゃった女の子とか、わかりやすく若くて綺麗で男受けするタイプの女の子だし。そういうのがわかっていてもハンサムに弱いのかなぁ。不思議。

と言う訳でこのシリーズの円満解決法はマイクが殉職して、いつものメンバーで犯人逮捕したら一番おさまりがいいかもな、と思いました。実際にはもう一波乱・二波乱おきるのは知っていますが…

2020/02/22

ミネソタ州お菓子探偵シリーズ１１作。
あらすじ
母ドロレスがリージェンシーロマンス小説を出版し、パーティを開く。しかし、ハンナはドレスが入らず、妹アンドレアとともにモールのジムに通う。インストラクターには、マイクの同僚ロニがいる。彼女は誰彼かまわず色目を使うが、女性には意地悪だ。しかし、ジムのジャグジーでロニが発見される。警察の大半はロニと関係があるので捜査できない。ハンナは色んな人に口だしされながら捜査を進める。

　２時間ドラマ並のミステリー濃度。いつもながら。だからこのシリーズを読むときはラブコメとか、アメリカの普通の暮らしを楽しむつもりで読む。今回は、フィットネスジムって朝早くから開いてるなー、とか、みんな仕事の前に行くなーとか、セルフでジム利用できるなー、とか。あと、マイクがロニと浮気？していたことが衝撃。ゆるいラブコメ小説だと思っていたので。